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初心者にもオススメの博多の屋台「おかもと」「雲仙」「小金ちゃん」

博多の夜の観光の代表選手、中州。そして、中州といったら、やっぱり屋台です。屋台は中州だけでなく、天神や長浜などにも数多く点在し、一体どこに行ったらいいのか、観光でちょっと訪れただけでは、まったく分かりません。

【屋台の定番と言えば? 「お祭りの屋台でつい食べたくなってしまうもの」】

キャナルシティを出てすぐの那珂川沿いにある屋台は、観光客がふらっと入りやすく、また、店の数や種類も多いため、はしごもしやすく、食・酒・独特の雰囲気を充分に楽しめると言われています。ただ店を眺めながらぶらぶら散歩するだけでも、博多の夜を満喫できるほど。

しかし、どの店も観光客向けの値段設定となっているため、他の一般的な店と比べて若干お高めです。

また、場所や店によっては、観光客がふらりと入りづらい店があるのも事実。値段が分からないお通しが出てきたり、メニューに「時価」と書いてあったりして、支払い時にいやな思いをしたという経験談を聞いたことがある方もいるかもしれません。

そこで、初心者でも入りやすいお店を博多のOL、Yさん(36歳)から聞いてきました。「私も社会人になって、初めて行ったときは、ドキドキだったよ。そんなにすごくおいしいってワケじゃないけど、この独特の雰囲気、福岡に来たら一度は味わってみたいよね」と初心者の気持ちを汲んでくれてのナビゲートです。

さて、屋台といったら、トライしてみたいナンバー1は、やはりラーメン! 「おかもと」という渡辺通りにある屋台がオススメとのこと。著名人の来店も多いため、ガイドブックなどでもよく紹介されている有名店。メニューも豊富で、ラーメン1杯のみでサクッと済ませる食事から、酒を飲みつつ肴をつまみ〆にラーメンというような楽しみ方もできる。

お次に「福岡に来たら明太子の卵焼きである“めんたま”を食べなきゃ」とYさん。天神の福岡銀行の裏にある「雲仙」という屋台が「めんたま」を最初に出したと言われており、こちらはおでん屋さんなのだが、餃子が人気だとのこと。

Yさんによると、「めんたまだったら、焼きラーメンで有名な『小金ちゃん』もおいしいよ。めんたまって、明太子に火が通り過ぎているとおいしくないんだけど、ここはちょうどいいんだよね」とのこと。こちらは天神のホテル、ラ・スール前にある。

他にも、カクテルが楽しめる川端の「屋台BAR えびちゃん」など、おもしろいお店もあるそうです。

最後に良い屋台をチョイスして、雰囲気も味も楽しむためのコツを聞いてみました。

「地元の人に教えてもらったり、連れていってもらうと、一番いいのだろうけど、それができない場合もありますよね。今は、ガイドブックには必ず屋台の情報が載っているし、食べログにもコメントがあるから、そういうのをチェックしてから遊びにいったほうがいいかもネ!」とのことでした。

文/中山美里

※この記事は2014年09月30日に公開されたものです

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