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もしかして私、2回目がない女子!? 「待たされる女」でなく「追わせる女」になる方法

三吉野愛子

●一生モノの関係を築きたいなら、初デートでのエッチは封印
もしあなたが、お酒が入って気分が盛り上がり、その場の気分でエッチをしてしまうことにあまり抵抗がないタイプなら少し注意が必要かも。体の関係を持つのは、相手をよく知り、自分を知ってもらってからでも遅くはありません。というのも、身体の関係を持つと一時的に閉じてしまう“眼”があるから。相手に対するある種の批評眼のようなものが抜け落ちてしまいがちです。

いったん身体の関係を持ってしまうと、本当はさほどお互いを理解していなくても、身体の関係が続いている間は深い仲であるような錯覚をもたらします。これが曲者なのです。人間関係のプロセスやゴールはもっと奥深いものなのに、焦って身体の関係を持つことで、せっかく知り合った相手を、かりそめのゴールに誤誘導してしまうのはもったいないもの。一度に距離を縮めようとせず、絵を描くときのように少し近づいたら少し離れて相手の全体像を見ることを心掛けて。少し謎を残して去るくらいのほうが、男性は継続的に惹きつけられるもの。もし相手が本当のパートナーなら、焦らずともどのみち一生かけて理解し合う仲になるのです。

●“待たされる女”をやめて、“追わせる女”になろう
相手が自分の好みのタイプで、第一印象から気持ちが盛り上がっているときに起こりやすいのが“待たされる女”の状態です。嫌われたくないあまり、相手に合わせすぎていないかどうかをチェックしましょう。

相手の本音がわからなくてため息をついたり、たまにしかないメールの返信に一喜一憂したり、急な呼び出しにも都合をつけて駆けつけたりというのは、ほどよい加減なら恋を盛り上げるスパイスにもなります。しかし、それがいつもとなるとストレスは増大し、いわゆる恋やつれという状態をもたらします。それに、いつも待たされているという感覚や、他者の都合で動かざるを得ないという感覚は、自己肯定感をも危うくします。

自分が待ちの姿勢に入っていると思ったら、どんなことでもいいので自分のために何か行動を起こして。そして、「相手との付き合い方も含めて、私の人生は私が主体的に決めていいのだ」という感覚を取り戻しましょう。そのための簡単なコツをご紹介します。

<“待たされる女”から脱出するポイント>
1.彼からの誘いがあってもなくても仕事をがんばる日を決める
2.自分のやりたいことや会いたい友人との予定を先に入れてしまう
3.新しい趣味や習い事をはじめる
4.自分を徹底的にケアする休日をつくる(美容院、ネイル、治療、マッサージ、カウンセリング、温泉など)
5.お互いを認め合える仲間や友人、家族との時間を持つ

自分自身を大切にしている女性には、そのステップアップごとに何度でも素敵な出会いのチャンスがやってきます。ひとつの出会いにとらわれすぎず、日々自分らしさを磨きましょう。

(心理コーディネーター:三吉野愛子)

※この記事は2013年12月13日に公開されたものです

三吉野愛子

1978年、福岡県生まれ。2001年、東京学芸大学教育学部を卒業し、教育系広告代理店に勤務しながら心理カウンセリングを学ぶ。2005年より心理カウンセラーとして活動するかたわら、TV、ラジオ、雑誌の企画監修などを手がける。著書に『恋愛ダメ子の診療所』(日経ウーマン選書)。現在、東京を拠点に、現在、心理カウンセラーとして活動中。

●三吉野愛子カウンセリングオフィス ブログ
http://blog.goo.ne.jp/dearlife_2015

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