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一日で終わらせる! 大掃除重点ポイント

年末といえば、大掃除。「大掃除なんて面倒くさい。やらなくてもいいか」と普段と変わらぬままに過ごしてしまいがちですが、季節の節目で掃除をするというのは、やっぱり気持ちのいいものです。いつもの掃除では手の届きにくい場所の汚れもスッキリと落として、キレイな部屋で新年を迎えましょう。


■玄関を掃除して運気をアップ!
まず取りかかりたいのが、玄関の掃除です。部屋の入り口というのは良い運気が流れ込んでくるところといわれています。
まずは出しっぱなしになっている靴を靴箱の中に入れて、掃除をしやすくしましょう。ドアや靴箱の上についた埃や汚れをはたきやハンディモップで落としたあと、水拭きします。
玄関の床(三和土)のゴミは掃除機で吸い取るか、ホウキで掃きます。室内を掃除する掃除機を玄関に使うことに抵抗がある場合は、トイレットペーパーの芯を斜めに切って使い捨てノズルを作ってみましょう。最後に、三和土を水拭きして仕上げます。
余裕があれば、靴箱の中も掃除すると◎。玄関同様、ゴミを掃きだしたあと、水拭きして仕上げます。靴を置く棚には棚に新聞紙や靴箱用消臭シートを敷くと、汚れが直接つかず、次の掃除が楽になります。最後に玄関周りにしめ飾りなどをつけると、お正月らしくなります。しめ飾りは、一年の幸せをもたらしてくれるという歳神様を迎えるのに、ふさわしい場所であることを示すもの。良い年を迎えるためにも、小さなものでいいので、ひとつ飾ってみてはいかがでしょう。

■冷蔵庫の中もスッキリさせて
続いて、帰省するなど長期間部屋を開けるなら、食材を整理するついでに冷蔵庫の掃除を忘れずに。できれば一度電源を切って、食材を庫内から出します。ポケットなど外せるものは外して、水洗い。あとは布で水拭きを。こびりついた汚れは食器用洗剤をつけ、しばらく置いてから拭くと、よく落ちます。

■照明掃除で、気持ちも部屋もパッと明るく
最後にもう一箇所、照明器具の掃除。汚れを落とすと部屋がぐんと明るくなり、部屋の印象まで変わります。電源を切り、プラグから照明を取り外し、カサや蛍光灯・電球など外せる部分はすべて外します。蛍光灯・電球は水拭きか、落ちにくければ中性洗剤をつけて。カサは材質によって、水拭きするか、できなければ柔らかい布で埃を払いましょう。

この三箇所だけなら数時間のうちに終わるので、今からでも大丈夫。「面倒くさい…」という思いは胸の中にぐっと抑えて、今すぐ立ちあがってスタート。すっきりと居心地のよい部屋とともに、どうぞ良いお年をお迎えください。

暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー:河野真希
ウェブや雑誌など各種メディアで、料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを目指すライフスタイルを提案。著書に『ひとり暮らしの季節ごよみ』(祥伝社)、監修本に『家事のお手本-大人のたしなみ賢いくらし(泉書房)』『頑張らなくても素敵に暮らせる「夜だけ家事」で快適シンプル生活(双葉社)』などがある。河野真希オフィシャルサイト(http://kawano-maki.net/)

※この記事は2013年12月09日に公開されたものです

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