恋愛で会話は重要です。お互いを知るためには、さまざまな会話をする必要があります。しかし「楽しく会話をしていたはずなのに、いつの間にか彼の機嫌が悪くなっていた」なんて経験がある女性は少なくないのでは? それは、もしかしたら無意識に相手の話を遮ってしまっているのが原因かもしれません。今回は、男性との上手な会話の仕方をご紹介します。
■「でも」は禁句!
「ねぇどう思う?」なんて彼に何かを聞いたとき。必ずしも、彼の意見に納得できるとは限りません。自分の予想とちがった答えが返ってきたときや、明らかに矛盾する点があるときには、思わず彼に「でも……」と言い返してしまいそう。しかし、これはやってはいけません。彼に意見を求めておきながら、それを全く受け入れない態度を、相手に見せてしまいます。
彼のアドバイスが的外れでも、一度は「なるほど」とすべてを受け入れましょう。ひょっとしたら、それが自分の視野を広げるきっかけになるかも? どうしても「これはちがう!」と思う点がある場合でも同様です。アドバイスを受け入れることは、彼への「礼儀」。どうしても言いたいことがある場合には、そのあとに柔らかい言葉で付け加えるのがオススメです。
■男性は否定が嫌い
男性はプライドの生き物。自分の話を否定されることを嫌います。女性同士であれば、「あの俳優、カッコイイよね」「でもなんだか遊んでそうじゃない?」「あっ、わかる~。そういえばさ……」なんて会話も成り立ちますし、否定語が新たな話題のきっかけになることは珍しくありません。これは、女性が「会話」そのものを楽しむから。会話の終着点よりも、その経過を重要視するためです。
一方で、男性との会話では、こうはいきません。男性「この店のラーメンはうまい」女性「でもちょっと油っぽいよね」男性「……」なんて流れにもなりがち。これは、男性が女性の「でも……」というコメントから否定の意味だけを取り出すためです。女性からすると「そうかもね」なんて、新たな話題になるはずだったのに、「どうして?」となりがちなのです。男性は認められたい生き物だと覚えておきましょう。
■なぜ「でも」と言ってしまうの?
女性が「でも」と言ってしまうのは、無意識に同意を求めているからです。アドバイスを求めながらも、実は自分の中に答えをすでに持っていることも多いもの。女性が男性に求めているのは、自分の決断を後押ししてくれる「同意」なのです。
しかし、男性にはそんな気持ちは伝わりません。一生懸命考え、アドバイスをしようとしてくれます。それが女性には的外れに思え、つい「でも……」と言いたくなってしまうのですね。
■男性に上手にアドバイスを求めるコツ
男性にアドバイスを求める際には、前述の「男女のちがい」について頭に入れておきましょう。洋服の色で迷ったときに、「どれがいい?」と聞くのは失敗のもと。きっと、男性からの答えに「でも……」と言いたくなってしまうでしょう。
気になる色があれば「これ、似合うと思う?」と聞けば、相手とのコミュニケーションも上手にできそうです。
彼との会話でアドバイスを全否定するのは危険な行為。言い返されると「なんだよ」という気持ちも強くなってしまいます。こうした会話を積み重ねていくと、あとあと決定的なすれちがいに発展することも……。彼の前では「でも」を封印して、気持ちの良い会話を楽しみたいですね。
(ファナティック)