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【新連載】ダイエット目的で入会したジムで出会った、運命の人!?

Story4 ★思わぬごほうび

「これで倒れた甲斐があったものだ」
わたしは長嶺コーチの腕の中で、
とてもとても幸せな気持ちになり
「これが元で、お付き合いに発展したりして」
とひとり妄想に浸りながら気を失っていった。

それから医務室で目が覚めた後、
ウエアのポケットに入れていたスマートフォンで、
「貧血で倒れたので遅刻します」と、
会社にはちゃんと連絡を入れた。
報告時間はギリギリだったが、間に合った。
ホッと一息ついたところで、
ノックの後に長嶺コーチが入ってきた。

「一応、お医者様には見ていただいたのですが、
今のところどこかを打ったり、
大きな疾患は見られないようです。
ただ、ご自身でもぜひ診断を受けてください」

コーチの話を聞きながら「まつげも長いんだな」
と、まったく別のことをふと思いながら
「ご迷惑をおかけして、すみませんでした」
と神妙に謝った。
「津川さん、朝食ちゃんと食べてから来てますか?」
ふいに長嶺コーチが、
わたしの近くでささやくように行った。

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