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つらい夏バテ対策に! 漢方薬で対処しよう

今年の夏は暑いですね! みなさん、夏バテや熱中症になっていませんか? 働く女子、I子とJ美は、それぞれ「夏バテ」と「熱中症」で困っている様子。休憩中の2人のやり取りを覗いてみましょう。

I子「ちょっとJ美、この間外まわり中に具合悪くなったんだって? 大丈夫?」
J美「そうなの。軽い熱中症になっちゃったみたいで……。これまで体力には自信があるほうだったのに、ショックだったよ」

I子「すぐに治ったの?」
J美「幸い、病院に行くほどではなくって、少しお店で休んだらだいぶ楽になったよ。でもこの暑さだと気をつけないとダメだね。I子は大丈夫?」

I子「私は外まわりが少ないから熱中症にはなっていないんだけど、最近夏バテっぽいんだよね……」
J美「なんだか夏バテっぽい子、多いよねー」

I子「オフィスは冷房が効き過ぎで、外に出たらすごく暑いでしょう? その差が激しいからついていけないよ」
J美「涼しくなるまでのがまんだね。あれっ、メールだ。カン子先輩から……!」

I子「あっ、私にも。『がまんすることなくってよ!』って書いてある(汗)」
J美「ど、どういうこと? 『夏の症状にも、漢方の処方が効果的』?」

2人「カン子先輩、いったいどこで聞いているんだろう……」

I子「まあ、とりあえず行ってみようか」
J美「そうだね。よくなるなら儲けものだよ」

カン子先輩から送られてきた謎のメールをきっかけに、病院へ向かった2人。

診察していただくのは、いつもの草鹿砥千絵(くさかどちえ)先生です。

I子「(汗を拭きながら)こんにちは。よろしくお願いします。普段は健康に問題がないほうなんですけど、今年の夏はちょっとキツくて……」
草鹿砥先生「とても暑いですもんね。夏バテでの来院も増えていますよ」

I子「そうなんですか。夏バテに漢方が効くなんて、ちょっと意外です」
草鹿砥先生「具体的には、どんな症状が気になりますか?」

I子「暑くて食欲が出ないです。暑い場所と寒い場所の温度がちがいすぎるので、移動がきついなあと感じています。夜もあんまり眠れなくて」
草鹿砥先生「睡眠不足が続いているんですね。お仕事があるのに、それはツラいですね。体重の変化はありますか?」

I子「そういえば、ちょっとやせたと思います。夏やせだと思ってあんまり気にしていなかったんですが」

草鹿砥先生「お腹の調子はどう?」

I子「……そういえば最近下痢気味かも」
草鹿砥先生「なるほどなるほど」

I子さんの体質や体の悩みをまとめると……

・冷たい飲み物や口あたりのいい食べものを摂取しがち
・暑い屋外と冷房の効いた屋内を行き来している
・睡眠不足
・食欲不振
・だるい
・下痢傾向
・体力低下
・体重減少
・発汗過多
・疲れが取れない

I子さんの初診問診票はこんな感じです。あなたの傾向とは似ている? 似ていない?

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