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出会えないのは自分だけ? 「いい男は他人のもの」の正体とは

恋愛部長

「いい男」のウラには、ポテンシャルを見抜いて育てた女性がいる

もちろん、最初から完成された「いい男」っていうのも存在します。ホレボレするようなイケメンで、仕事できて、男気があって、やさしくて……みたいな。でも、ほとんどの場合は、最初は別に大したことなく見えても、実はいい男になりうるポテンシャルを秘めている「ポテンシャル男」なんです。そのポテンシャルを見抜いて、アプローチして付き合って、磨き上げた末に立派な「いい男」に育て上げる女性がいる。それがこの世にあふれる「いい男は他人のもの」の正体なんですね。

では、「ポテンシャル男」はどうやって探せばいいのか? どうやって磨き上げればいいのか?それは、そんなに難しくありません。簡単に言うと、自分と気が合う人で、自分のことをまじめに好きになってくれる人を見つければいいのです。一般ウケよりも、自分だけにわかるよさを持っていることがポイント。つまり、まわりの友人たちみんなが、「あの人素敵よね~」と言うような人ではなく。自分にとっては、なんだか面白いとか、気が合うとか、好ましいと思える部分を持っている人。そして、相手もまた、自分の中に特別なものを感じてくれていることが大事です。

その人の自分にとって特別な部分を、相手に伝えてみましょう。「みんなにはわからない、あなたのこういうところがいいと思う」と。あまり他の人には言われたことがないことであればあるほど、彼はあなたのことを見直すはずです。誰だって、自分のことを理解してくれる存在はうれしいもの。みんなが見過ごすようないい部分をきちんと評価してくれる女性は、自分のすべてを受け止めてくれるように思えるでしょう。このとき、あまりに誰でもわかるような部分、たとえば「仕事をまじめにするところ」や「明るいところ」とかでは意味がありませんし、「そんな表面的な部分が好きなのか……」とガッカリされて、逆効果になることもあるので注意しましょう。きちんと相手を見て、何を評価されたらうれしいかを理解することが大切です。そして、理解を示すのと同時に、彼には自分が必要だと思わせることも大切。彼の「特別な存在」になるのです。そのためにはどんなことをしたらいいか。それは、彼があなたといると自信が湧いてくる、というような存在になること。

「ポテンシャル男」を見つけると、女性がやりがちなのが、手っ取り早く「いい男」になってもらうために、あれやこれや気になる部分をダメ出ししてしまうことです。「もう少し前向きに生きたらどうか?」「もっと仕事に精を出したほうがいい」「服装をもっとこうしたらどう?」などなど。ついつい“育てたい気持ち”がムクムクして、正しい(でも、だからこそ人には言われたくない)ことをズバズバ言ってしまいがち。ハイ、私も昔それをやりました。そして、振られました……。

【次ページ】本気で育てたい「ポテンシャル男」への正しい接し方

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