お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

生理、冷え、ストレス、血の巡り……疲れた子宮環境を回復するコツは?

◆血液が巡るカラダを目指そう!

骨盤内には、子宮や卵巣など生殖に大事な臓器が収まっています。先ほどからお話ししているように、生殖にかかわる臓器の血液が巡るようにすることはとても大事。

だから、骨盤底筋という骨盤の底に張り巡らされた筋肉や、お腹や腰の奥にある筋肉を総称する腸腰筋を使う体操は骨盤の血液やリンパの流れをよくすると考えられるそうです。

特に腸腰筋のまわりには足から流れる静脈や子宮からのリンパ管も豊富なので、腸腰筋のストレッチは効果的。

いかがでしたか? ふだんカラダを動かすことが少ない人は少しずつカラダをケアする体操を取り入れてみてくださいね。これから夏になりますが、カラダの中は冷えたまま、ということにならないように、冷え対策をしてみましょうね。

産婦人科医 永田順子先生

こころとからだの元氣プラザ 婦人健診課医長、専門は婦人科腫瘍。「月経不順や生理痛など気になることがあれば、自己判断でがまんするより、受診してみてください。病気予防はもちろんですが、健康へのアドバイスができればと考えています」。

協力:医療法人社団こころとからだの元氣プラザ

「すべての人びとのいのちと環境のために」をモットーに、健康診断・精密健康診断・外来診療と、病気の早期発見・早期治療に取り組んでいます。なかでも「女性のための生涯医療センター」は、婦人健診と女性外来の二本柱で“女性の健康”の強い味方。

(取材協力:永田順子、文:小池直穂、イラスト:macco)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.06.28)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2013年06月25日に公開されたものです

SHARE