恋心を冷ます、裏目に出るメールに注意! 4つのNGセリフとは
たとえば、私が「裏目るメール」と呼んでいるメールがあります。それは、ついつい女子が送ってしまいがちな、こっちの思惑とは逆の裏目に出てしまうメール。いろいろな「裏目るメール」があるんですが、その中でも、わりと普段も送ってしまう、「おうかがいメール」「いいよいいよメール」というのがあって。
たとえば、相手に都合を聞くとき、こんなふうに聞いていませんか? 「次いつ会えるかな? 相変わらず忙しくて、私が前に送ったメールなんか忘れちゃってると思うけど(涙)。でももし暇ができたら連絡してね。私はいつでも合わせられます」。
え、どこが悪いの? むっちゃ相手を気遣ってるじゃん! って思いました? まずは、「次いつ会えるかな?」という言い方。そして、「暇ができたら」「合わせられます」、という言い方。このすべてが、こっちが相手の都合に左右されていることを表しています。「何があっても会いたい、だからこっちはどんな不都合も飲みます」って言われると、会いたい気持ちが切羽詰まって見えてしまいます。そこまでして会いたいって言われると、なぜか会いたくなくなるのが人間。そして、「相変わらず忙しいんでしょ?」っていうのは、思いっきり当てこすりですね。こっちは理解を示したつもりかもしれないけど、忙しいから私の相手なんかできないんだよね? って責められているように聞こえます。
さらに、「私の送ったメールなんか忘れちゃった?」っていうのも、女子としては、怒っていることをさりげなく伝えているつもりかもしれないけど、出てます。だだ漏れです。うらみがましいオーラ全開。なのに、立場が弱いから強く言えない。
こういうメールを送っちゃう心理は、やっぱりどこかで相手の顔色をうかがっているんだと思います。気を使う表現のすべてが、卑屈っぽく見えるから、無意識のうちに、相手に軽んじられる。「この子はいつでも待っててくれるみたいだし、後回しでも怒らないだろう」って思われちゃう。こういうメールをしょっちゅう送られていると、この考えは固定してしまいます。
裏目に出てしまうのは、もちろんメールだけではないですよ。普段の相手への受け答え、対応にも気をつけるべき。相手に合わせ過ぎるのは、こっちの精神衛生上も、恋愛の立場上もまったくいいことないんです。
では、どうしたらいいのか? 私がオススメするのは、「立場逆転」の発想法です。