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奥手な彼の本心は!? 恋心を測る「気持ち見積もり力」習得テク

恋愛部長

草食男子にとっての“好みの草”はごく一部!

とくに、その人が草食男子の場合、自分が恋愛と認めるターゲットの範囲が極端に狭い場合があります。モテそうなのになかなか彼女をつくらない、奥手で、手を出せそうなシチュエーションなのに手を出さない、でも、よく一緒に遊びには行くし、相手も自分に好意があるみたい……という場合。彼には、自分が思う「好みのタイプ」以外は、全員一緒に見えている可能性があります。

「草食男子といえば、肉食女子が狙うもの。奥手で自分からは来ないんだから、女子から押せ押せで行けばいい!」みたいな論調もありますが、私の意見は反対。草食男子は、自分の好みの“特定の草”以外には興味がない。肉食男子のように、動いている“肉”なら何でも飛びかかって食べちゃう、みたいな生き物ではないんだと。だから、自分を好きそうな女子がいても、それが理由では手を出さない。逆に、自分がその子を好きなら、時間はかかっても、地味ながらも、アプローチをしてくるものです。

草食だろうが、男性は男性。好きな女の子がいれば、絶対にいつかは行動を起こします。ゆっくり慎重に近づいて、おっかなびっくりでも、相手に好かれようと涙ぐましい努力をはじめます。私のまわりの草食男子と付き合った女子も、みんなそう言っていました。最初は、アプローチが地味すぎてわかりづらい、と。でも、よーく見ていると、一生懸命デートに誘ってきたり、彼女を喜ばせようと慣れないことをしたりしていると。時間はかかるけど、それでも告白もちゃんとするし、プロポーズだってします。ただし、前に書いたとおり、好みはものすごく限定されている。自分の好きな人以外にはあまり目もくれない。ただ、「さびしいから」「エッチしたいから」っていう理由で彼女をつくったりしない人種なんじゃないでしょうか?

そういう男性相手の場合、自分が彼のターゲットなのかどうかを見極めないと、つい態度を見誤ってしまうことはあると思います。なまじ、仲よくしていたり、よく一緒に出かけたりしていい雰囲気だったりすると、ついこちらも誤解してしまいますからね。

恋愛において大事なのは、“相手の気持ち見積もり力”! すなわち、気持ちの度合いを判断することだと私は思っていて。つまり、好きっていう気持ちって、好きか嫌いか、だけじゃないんですよ。「相手に何をされても好きっていう200%の好き」もあれば、「彼女にできるレベルの90%の好き」もあるし、「友だちとしてはすごく好きの70%」とか、「う~ん、人としては好きだけどね、の40%」とか。この数値は人それぞれで、「彼女にできる好き」の目盛が低い人もいるでしょう。エッチはある程度好きならできちゃうけれど、友だちにするのは別っていう男性だっている。相手がどんな尺度を持っているかはわからないにせよ、自分に対して、相手がいまどれくらいの好きでいるかが見積もれれば、つねに態度を見誤らないで済みます。

たとえば、自分を友だちとして好いてくれている男性に、いきなり恋愛モードで迫ってしまって自爆するようなこともなくなるはず。とにかく、意識しておいてほしいのは、好きっていう気持ちにはいろいろなレベルがあって、ゼロか100かではないってこと。そして、人それぞれ、彼女にするほど好きとか、結婚したいほど好きっていう基準は違うってことです。こんなに仲がよくて、話も合って、一緒にいると楽しいって言ってくれるんだから、この好きは、「彼女にしたいほど好き」ってことでしょ!? って思ったところで、それは「自分の“好き”基準」、もしくは「世間一般の“好き”基準」に照らしてみただけのこと。彼自身の基準がどうなっているかはわかりません。前述のとおり、草食男子は、そもそも彼女にする基準はものすごく高くて、その代わり、友だちとして好き! っていう範囲が広いので、うっかりすると勘違いして、おっとっと! みたいなことになります。

【次ページ】奥手な彼の、自分への“好き”レベルを正しく測る方法

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