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出産後にスキルアップを決意! 勇気をくれた言葉は……

背中を押してくれた男性上司の“対応力”

「実家の母も働いていたので、漠然と結婚・出産しても仕事は続けるだろうと思っていた」と話す早渕さん。しかし妊娠初期のつわりがひどく、一時期は働き続けることに不安を感じたこともあったと言います。仕事への気持ちをあと押ししてくれたのは、妊娠を伝えたときの男性上司の対応でした。

  • もともとは長男・圭祐くんの水筒でしたが、「とっても気に入ってしまって私が使っています(笑)」

    入社したときから使い続けているお気に入りの腕時計。「気合いを入れるため」自分で購入したそう

「『出産を機に辞めるの? 続けるの?』と聞かれるわけでもなく、『それでは○月から育休だね』と、てきぱきとスケジュールを組んでいただけました。それで、出産しても仕事を続けるのは自然なことなのかな、と勢いがついたんです」

現在は、同じ部署にいる子育て中の女性2人と情報交換をすることも多いのだそう。

今後、仕事での目標は?

「来年の合併に向け、会社の方針として『しごと革新』を行っています。そのひとつは、これまで社内の仕事が多かった女性も外へ出て営業をするスキルを身につけること。定期的に千葉自動車営業部で行う『女性勉強会』に参加し、話し方、保険説明の仕方のスキルなどを学んでいます。自分にできるかわかりませんが、長期的に働くために必要なスキルだと思うのでがんばって身につけていきたいです」

結婚・出産後であっても、本人の意志があればスキルアップはできるはず。入社してから11年目で、新しい一歩を踏み出しているんですね。

次回は、遠距離恋愛の時期もあったというご主人とのエピソードなどを伺います。

早渕香織さんのプロフィール
2002年、日本興亜損害保険株式会社に入社。入社から現在まで同一の部署に勤める。2009年に結婚。2011年5月に長男・圭祐くんを出産。約1年間の産休・育休を経て2012年4月に復帰。

※この記事は2013年01月16日に公開されたものです

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