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知られざる、妊娠とダイエットの関係は!?

ダイエットをしたいのなら……!

職場のストレスや運動不足で、学生時代に比べてかなり太ってしまったという人もいるはず。その場合ダイエット方法としては、「カラダにとって、急激な変化がいちばんよくありません。急激(短時間)に体重を落とさないようにしましょう。専門家の指導に従い、せいぜい1カ月に1kg程度と無理のない範囲で減量を行ってください」とのこと。

理由としては「急に体重をぐんと落とすと、生理が止まる可能性があります。栄養が急に入ってこなくなると、カラダは勝手に『飢餓状態だ!』と認識して、まず最初に生命維持に直接関係ない生殖機能を、ストップさせてしまう」と言います。

こうしてやせ過ぎや急激なダイエットが月経異常や無排卵を引き起こし、放っておくとより深刻な事態を引き起こします。婦人科に相談すれば、薬を使って生理を起こすこともできるけれど、体重が少なすぎる場合はそれもカラダに負担となるので、体重をある程度戻すことを前提とするそうです。

「妊娠・出産への影響はもちろんですが、女性らしいカラダをつくり子宮を整える女性ホルモン『エストロゲン』の分泌が20代のときに低いと、若くしても更年期と似たホルモン状態になり、肌がカサカサになったりと美容にも悪影響。また、その状態が続くと今は何も起こらなくても、40~50代になって骨粗しょう症やコレステロール値が高くなったりと、思わぬ影響が出ることもあります」

20年後に若いころの過ちを悔いるって、嫌ですよね。

なんだか、ダイエットするのが怖くなりそう……。でも大切なのは、極端なやせ体形を目指すのではなく、健康的に引き締まったカラダでいられるよう、日々の生活を見直すことといえそうですね!

(取材協力:小田瑞恵、構成:小池直穂、文:田中絵真、イラスト:macco)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.06.21)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2013年01月15日に公開されたものです

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