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ぶっちゃけ職場恋愛ってどうなの? モテ女から学ぶ「職場恋愛の心得」 #オンナの敵が教えるオトコの本音

朧(ロマンチックプランナー)

「○○さんのことは妹みたいに思っているんだ」「まだ付き合っていることは職場には秘密にしておこう」……それって本当? オンナの敵のような数々の暴言で知られるロマンチックプランナーの朧さんが、男女間の綺麗ごとに斬り込み、オトコ側のエグい本音を大暴露。夢見がちなアラサー女性のための連載「オンナの敵が教えるオトコの本音」、まだまだクレーム覚悟で連載第3回です。

マイナビウーマン読者のみなさま、
暑中御見舞い申し上げます。

バイクでロマンチック放浪中の朧です。

夏ですね。今回は職場恋愛について書け、とのオーダーです。

職場恋愛って実際どうなんでしょうね。職場ではロマンチックしない主義なので途方に暮れていたところなんですが、まわりを見渡すと職場恋愛のカップルは意外といて、あれこれめんどくさそうな反面、思った以上に安定的な関係になるのか、そのまま結婚したカップルを何組も見てきました。職場内で二度結婚した馬鹿者も知っています。

男性の場合、職場恋愛にどこか忌避感があるのは、身近な場所から恋人を調達する安易さに気恥ずかしさがあること、センシティブな恋愛関係のアレコレが職場内に漏れ聞こえるダルさを想像してしまうことが主な理由なんですが、女性側はどうなんでしょうか。

そこで今回はいつもの形式と少し趣向を変えて、最近仲のいい後輩のエライザ(仮)に話を聞いてみることにしました。

職場のモテ女に聞く職場恋愛の心得

朧「エライザ久しぶり」
エ「というか、なんでエライザなんですか(笑)?」
朧「うんまあ、少し似ているし、いいだろ?」
エ「いいですけど、朧さんのTwitterアカウント、けっこう社内の人にバレてますよ?」
朧「その話はいいよ(笑)」

ここで簡単にエライザ(仮)のプロフィールを紹介すると、エライザ(仮)はちょうどマイナビウーマンの読者層と同じ20代後半のアラサーで、バリバリ仕事ができるうえに胸まで大きい美人です。かなりモテる感じの女の子を想像してください。ちなみに意外と身持ちが固いのか、なんど口説いてもやらせてくれません。

ところが、話を聞いてみるとエライザ(仮)は「社会人になってから職場恋愛しかしたことがない」と語る筋金入りの職場レンアニストで、これは絶対に有用な知見があると信じて赤裸々に語ってもらいました。社食のコーヒーで。

以下、職場恋愛をする女性側の心得です。

心得1「まず口の堅い男を選べ」

まずひとつ、女性側にとって職場恋愛は「レピュテーション(評判)リスク」があり、かなり慎重に踏み出さないと残念な目に遭う、ということ。

朧「これはどういうこと?」
エ「わたしの後輩の話なんですけど、社内の男の子をとっかえひっかえしていることがまわりにバレて、尻軽女とか魔性とか散々なことを言われている女の子がいたんです」
朧「よくあるやつじゃん(笑)」
エ「そうなんです。やっぱり女の子は男性とちがって、誰かと寝た話が周囲に伝わるのは絶対にマイナスなんですよね
朧「わかる気がする。さすがに職場に穴兄弟がいたら気まずいもんね」
エ「というか、一度でも職場の男性と付き合っていることが公になると、『むかし○○と付き合っていた』というレッテルがいつまでもつきまとう感じなんです。その後また職場内で恋愛に発展するようなときには確実に邪魔になります。というか邪魔になりました」
朧「なるほど。でも逆に職場恋愛を公にしたほうがいいケースもあるんじゃないの?」
エ「ありますね(笑)」

心得2「追う側は有利」

朧「社内恋愛は追う側は有利、結局これでしょ。エライザ(仮)がこのまえ別れた元彼もお付き合いを公にしたかったみたいじゃん」
エ「そうはさせませんでしたけどね。ちょっと将来までは考えにくい相手だったので」
朧「ちょっと同情してしまうよ……」

このあたりの話を要約すると、オフィシャルになった社内恋愛は職場内の人間関係のなかに位置づけられるため、いわゆる追う側の「外堀から埋める」戦略には適しているとのこと。

女性側が職場恋愛を秘密にするか公にするか、これは相手との恋愛の想い・想われの力関係によって変わってくるようです。

もっとエグい言い方をすると、ハイスペ相手に初弾必中をねらうなら社内恋愛を公にすることで外堀を埋め、そうでもない相手なら社内恋愛は絶対秘密にしておくべし、というあたりまえの結論でした。

心得3「職場恋愛を避けるのは機会損失」

エライザ(仮)によると、職場恋愛のいいところは2つあって、まずひとつが「共通の話題が増える」、2つ目が「働き方に理解を示してもらえる」ということでした。とはいえ──

朧「これはよくわかる。特に広告稼業だと、なぜそんなに忙しいのか理解してもらえないことも多いしね」
エ「そうなんです。最初からある程度お互いを知っているので、相互理解までのプロセスが早いんですよ。相手の素性や人柄もすでに知っているわけですし」
朧「とはいえ、こうした職場恋愛のメリットって、言い換えれば職場という生活圏を共有していることによる“手近さ”がいちばん大きいんじゃないの? 少なくとも恋愛関係に至る成因としてはさ」
エ「それはそのとおりだと思います。特に忙しい業界ほど水面下の職場恋愛が盛んですよね。それに、いろいろなひとと“自然に知り合っている”という点でも職場恋愛はかなりアリだと思うんです、個人的には」
朧「たとえば、マッチングアプリの自己紹介では『職場に出会いがないため……』のような定型文が横行しているけど、これはどう思う?」
エ「職場に出会いがないのではない、おまえに出会いがないのだ、と言ってやってください(笑)」
朧「それ、太字で強調したいね。とはいえ、職場恋愛を避けるべきケースもあるよね。これについては?」

心得4「職場恋愛を避けるべきケースもある」

エ「まず、会社の規模が小さすぎるケースですね。ワンフロアに全員がそろうような会社は部署異動もなさそうですし、別れたあとには気まずいことも多そうです」
朧「環境的な要因だよね。職場恋愛の相手として見るべきポイントはどうだろう?」
エ「相手の口の堅さと職場恋愛履歴ですね。新人の女の子や派遣さんばかり食いまくっているようなカスは論外です。このあたりは恋愛関係になるまえに慎重に調べたほうがよさそうです」
朧「よくわかる。エライザ(仮)はうまく秘密を守れていたけど、職場恋愛を経験したひとって、職場の誰かと付き合うことが常態化しがちだよね」
エ「だからこそ、口の堅さが大前提なんです」
朧「俺が言いたいのはこれ」

エ「いますよね、こういうひと(笑)」
朧「実はこれ、まえの会社の先輩の話なんだけど、1年目の女の子と付き合う男って、だいたいそれ以前にも社内恋愛で失敗していて、それを繰り返している地雷ばかりなんだよね」

職場恋愛の心得・まとめ

朧「そろそろ原稿のオチをまとめたいんだけど、どんな感じで〆るのがいい? 話を聞いていると職場恋愛はかなりアリな印象なんだけど」
エ「もちろん職場以外に出会いがあるのが理想なんですけど、職場で出会いがないひとには職場以外でも出会いはなさそうですよね
朧「もうそれがオチでいいよ(笑)」

職場に出会いがないと嘆くまえに、
まずは職場で口説かれる女になれババア。

今回のオチはこれです。

(ロマンチックプランナー 朧)

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