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LINEで告白はOK? 成功率をUPさせるテク【例文画像付き】

織田隼人(心理コーディネーター)

好きな人に告白したいけれど、直接は無理……。そんな時、LINEで上手に気持ちを伝えられたらいいですよね。とはいえ、LINEで告白するのは果たして“あり”なの?

そこで今回は、「LINEでの告白」に対する男女の本音を大調査! さらに、心理コーディネーターの織田隼人さんに「LINEを使った告白の仕方」について、ポイントを画像つきで解説してもらいました。

LINEで告白はOK? 成功率をUPさせるテク【例文画像付き】

そもそもLINEで告白はあり? なし?

リアルタイムで気軽につながれるところが魅力のLINE。連絡事項を回したり、特定のグループ内で会話を楽しんだりする以外に、なんと愛の告白に使っちゃうという人も!?

LINEでの告白、あなたにとってあり? なし? まずは男女の意見を聞いてみました。

「LINEで告白はあり」な男女の割合って?

結局のところ、LINEで告白してもいいの? まずはその賛否を割合で見ていきましょう。

Q.LINEでの告白、あなたはありだと思いますか? それともなしだと思いますか?

あり(19.1%)
なし(80.8%)
※有効回答数496件(22~39歳の男女アンケート)

「なし」という意見が多数派の約8割という結果に。

やはり文字での告白は、相手に誠意が伝わらないのでしょうか。とはいえ、約2割という数字に留まったものの、「LINEでの告白もOK」とラフに考える男女もいました。

LINEでの告白はOK? 専門家の意見

まず、告白について3つに分類して考えるとよいでしょう。

①会って告白するか
②LINEで告白するか
③告白しないか

もちろん一番いいのは会って告白することです。これができるのであれば一番です。

そして、一番よくないのが告白しないことです。せっかく気持ちが盛り上がっていて自分に好きという気持ちがあるのに、さらに言えば付き合える可能性があるのに何もせずに諦めるのはもったいないです。

会って告白する勇気はない、けれど告白したい、というときには告白しないよりはたとえLINEであっても告白した方がいいでしょう。

成功率からいうと会って告白することが一番ですが、告白しないと成功率はゼロになってしまいますので、せめてLINEであっても告白はしてみましょう。

LINEを使った告白の流れ

直接は勇気がない!? LINEを使った告白の仕方

それでも「どうしても直接告白する勇気が出ない!」という人もいることでしょう。

想いを伝えないで終わるのは悔いが残るもの。それならば、LINEを使ったとしても「告白できた」という事実があるほうが納得できそうですよね。

そこで、ここでは「LINEを使った告白の仕方」について、織田さんに解説してもらいました。

告白のベストタイミングは? 成功率がUPする時間帯

LINEでの告白が成功しやすいベストタイミングはあるの? まずは、告白をすべき時間帯について教えてもらいました。

告白のタイミングですが、夜がオススメです。

朝は「これから働く」とか「これから学校に行く」という状態なので、人は“面倒なこと”で頭がいっぱいになっています。つまり、やることがいっぱいあるので、相手にとって「恋愛どころの騒ぎ」ではない、という状態になっているのがこの時間帯。

朝のタイミングで告白されても、「それどころではない」という気持ちになっていて、告白をスルーしてしまう可能性も高いです。昼も同様で「まだまだやることがある」ので心が忙しくなっています。

一方、夜になって仕事や学校が終わった状態は、ひと段落ついているタイミング。相手の心には余裕が生まれているはずです。なおかつ、1日の疲れもたまっていて「深く考えること」ができなくなっている状態でもあります。

したがって、夜にされた告白に対して「なんとなくいいと思っていたから、まずは付き合ってみよう」という心理が働きやすくなっていると言えます。

狙い目は、相手の仕事や学校が終わって家に帰り、ご飯を食べてひと段落したくらいの時間帯。時間帯を工夫するだけでも告白の成功率はUPするはずですよ。

専門家が伝授! LINEで告白をする時のコツ

告白に向いている時間帯がわかったところで、具体的にどんな風にLINEで告白をすれば上手くいくの? 次はLINEで告白するときの「切り出し方」や「内容」について、解説してもらいました。

☆切り出し方

告白LINEの切り出し方

切り出し方ですが「大事な話があるの」というように、まずは1通メッセージを送って匂わせておくといいでしょう。

そこでひと呼吸置くのがテクニック。

すると、相手は「なんだろう、なんだろう」と先の内容が気になります。「気になっている」ということは、相手はドキドキを感じている状態。このドキドキこそが恋する気持ちを盛り上げる要素となるのです。

したがって、最初に「もしかして告白? それとも大問題が起きた?」と相手が思ってくれるような“少し謎がかったメッセージ”を送るのがオススメですよ。

☆告白に使えるセリフ

告白LINEに入れるべきセリフ

告白ですが、次の2つのことを伝えてください。

それは「好き」という気持ちと、「付き合ってほしい」という要求です。

というのも「好き」と伝えるだけでは、具体的にどうすればいいのかわからなくなってしまう人もいます。また、「付き合ってほしい」というセリフだけでも「好き」という気持ちが(付き合ってほしい=つまり好きなんだな、というように)間接的にしか伝わらないので気持ちの盛り上がりがイマイチになってしまいます。

ですので「好きです。付き合ってください」というように“好きという気持ち”と“付き合ってほしいという要求”の両方を伝えるようにしましょう。

【画像付き】成功率がUPするLINEの告白例

何度もデートをしていてそろそろ付き合えるかな、と思っているケース

何度もデートを繰り返しており、時間もお金もお互いに使っていて、そして相手の気持ちもある程度見えてきている場合には好き、という言葉と付き合って欲しい、という言葉の両方を伝えましょう。

好き、と伝えるだけだと恋人になるかどうかがうやむやなまま終わってしまうことも多いです。ですので、あえて付き合ってほしい、まで伝えるといいでしょう。

少し脈アリだと感じているけど自信が無いケース

自信がない場合は「付き合ってください」まではあえて伝えずに自分の気持ちだけを伝えるほうがいいでしょう。

また、スタンプで好きと伝えるのであれば文字とちがって自分が全部の文章を入力したわけではないので少しだけ気軽に伝えることができます。

その気軽さがある程度相手にも伝わるので「自分もちょっと好きかも」というように相手がどれだけ自分のことを思っているか答えてくれやすいです。

「俺or私は友だちとして好きだよ」というように返事が来た場合は「友だちとしてこれからもよろしくね」と答えて何もなかった風を装いましょう。

「俺or私も好き」ときたときには「すごくうれしい!」と喜んでみましょう。

好きと返された場合で、気持ちに余裕があれば「恋人になってほしい」と伝えましょう。

お互いに恋人として認識するとそれだけで関係が進みますので、あえて伝えることをオススメします。

どうしても相手に告白してもらいたいケース

どうしても告白してもらいたい場合は、あえて軽く自分で告白して相手からの告白を促すといいでしょう。

先に自分が好きと言わないとなかなか相手は告白できないものです。告白するというのは振られる可能性があり、そのことをみんな恐れているからです。

なので告白してくれたら絶対にOKする、という気持ちを先にプチ告白をして伝えつつ、告白を促しましょう。

参考記事はこちら▼

今あなたが思いを伝えたらOKをもらえる確率は? 彼の態度や2人の関係性から「告白成功率」を診断します。

LINEの告白で振られた後の対処法

いくらこちらが努力をしても、他人の気持ちまでコントロールすることはできません。場合によっては、告白に対して「NO」の返事をもらってしまうこともあるでしょう。

だからこそ、告白前に「失敗した後の対処法」も押さえておきたいところ。ネガティブな考えとはいえ、それを知っているだけで予防線となり、告白する勇気が持てる人もいるかもしれませんね。

では、さっそく織田さんのアドバイスを見ていきましょう。

返事がない! 告白を既読スルーする心理

「告白をしたけど返事がない……」。相手と直接会話するわけではないLINEでは、十分考えられるケースですよね。

告白を既読スルーするのはもしかして脈なしだから? それともほかの理由が!? まずは、告白を既読スルーする人の心理を教えてもらいました。

既読スルーになるのは「答えたくない」という相手の心理があると推測できます。

これには、「まだ決めきれない」というパターン「断って気まずくなるのが嫌」という2パターンが。どちらにしても「付き合いたい」と現状では思っていないケースがほとんどになります。

もし相手が「付き合いたい」と思っていた場合には、この機を逃すまいとすぐに返信がくるはずです。したがって、既読スルーされた時点で「可能性が低い」と考えたほうがいいでしょう。

失敗した!? LINEで振られた後の対処法

では、実際相手から断りのメッセージが返ってきた場合は、どうしたらいいの? 対応を間違えて、そのままずっと気まずい関係が続いてしまうのも嫌ですよね。

その後の返信や接し方について、織田さんのアドバイスを聞いていきましょう。

振られたときには「残念だけと答えてくれてありがとう」という言葉だけ伝えて、しばらく連絡を取り合うのをやめておくと良いでしょう。

「断る」というのは、相手にしたら実はかなり面倒なこと。したがって、断られたにしても、返事をくれたことにはお礼を伝えたほうが好印象です。

その後、多少気まずくなってしまうのは仕方のないこと。まずは連絡のやり取りをなくして、一旦2人の間にほどよい距離を作るところからはじめましょう。

接し方についても相手との接点をできるだけ減らすと◎。そのほうが失恋の回復も早まり、相手も自分もお互いに気を遣うことが少なくなります。寂しくはありますが、距離を置いたほうが2人の関係は円満になるのです。

LINEで告白するなら「好き」と「付き合ってほしい」を伝えて

LINEでの告白は、あまり受け入れられていないというのが現状のよう。

とはいえ、「好き」という気持ちを伝えないで終わるよりは、伝えたほうが気持ちはスッキリしますよね。

LINEを使った告白に踏み切る際は、織田さん直伝のテクニックを覚えて、精いっぱい自分の想いを伝えてみてくださいね。

(監修:織田隼人、文:マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

マイナビウーマン調べ
調査日時:2014年1月25日~2014年1月28日
調査人数:496人の男女

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