婚活で聞いておきたい質問とNGな質問
婚活でお相手に聞いておくべき質問5つ
では、本題に入っていく。婚活において出会った男性に質問しておくべき内容とその理由を解説していこう。
(1)結婚願望の有無
婚活において最も重要であり、本質的な質問である。
「結婚願望はありますか?」「いつまでに結婚したい、などの考えはありますか?」といった質問でいいだろう。
ただし、これこそ先ほど注意した通り、相手の回答が本心とは限らない。多くの婚活男性は「婚活をしているアラサー女性は、今すぐ誰でもいいから結婚したいくらいの意気込みに違いない」と思っている傾向がある。
彼らはそれを考慮して「すぐに結婚は考えていない(あまりしつこく結婚を要求する女性は困る)」と言ったり、「結婚願望は強い(とりあえず交際までこぎ着けたい)」と言ったりする。
(2)子どもは欲しいか
これはもし、その人と結婚まで駒を進めることになるとしたら非常に重要な質問だ。なぜなら、男性の中には「絶対に子どもが欲しい」という人がいたり、「子どもはいらない」という考えの人がいたりするからだ。
ただ、多くの婚活男性は、自分が結婚したい理由として、最も当たり障りのない「子どもが欲しいから婚活してるんです」的なことを言いがちである。
確かに婚活している理由として納得感は強いが、子どもは授かりもの。仮に子どもだけが目的で結婚したい男性の場合、子どもができなければ離婚となったり、妻に対して思いやりがなかったり(最悪の場合、女性は子どもさえ産めばいいと思っているなど)というケースも想像にたやすい。
(3)過去の恋人との破局理由
恋人と別れる理由は人それぞれだが、多くは性格や価値観の不一致だろう。
初対面の相手にいきなり、「あなたの性格、価値観を教えてください」「どんな性格、価値観だとNGですか?」など聞いても、相手は答えにくいものだ。
しかし、「前の彼女となぜ別れたんですか?」と聞けば、自然に喋り出せるだろう。
「前の彼女は金銭感覚が合わなくて……海外旅行に毎年行くような女性だったんです」とか、「前の彼女は感情の起伏が激しくて、話し合いが冷静にできないから結婚は考えられなかった」など。
これにより、相手が求めているものやNG例が具体的に見えてくる。
(4)両親との関係性
両親と疎遠になっている人もいれば、大人になった今でもすごく仲が良いという人もいる。
これはどちらが良い悪いという話ではないが、仮に両親とすごく仲の良い人の場合、結婚すれば自身も嫁として関係構築が必須となるだろう。
また、母親との関係性は、男性の妻に対する関係性と酷似する傾向があるものだ。お母様に甘やかされていつも構ってもらっていた男性は、将来の妻に同じ役割を求めるかもしれないなど、想像ができる。
(5)既婚者ではないか
婚活をしているのであれば出会う相手が既婚者であってはいけないわけだが、場合によると出会いの場には既婚者が紛れ込んでいる。
これは交際前に必ずはっきりさせておかなければならないし、何ならボイスレコーダーで記録をとっておきたいレベルかもしれない。私も、気になる男性とのデートにボイスレコーダーを忍ばせて参じたことがある。
「既婚者ではない」と嘘をつかれる可能性も大いにあるが、「嘘をつかれた」という証拠は、残っている方がいいだろう。