生理痛の原因と対処法は? 鎮痛剤を使わず漢方薬で対処できる!?
~4週間後~
丸山先生「いかがですか?」
Z美「月経初日に痛みを感じてすぐに服用しました。いつもより痛みは楽に感じましたが、鎮痛剤は服用しました。やっぱり、痛みを感じる前に飲んだほうがいいのでしょうか?」
丸山先生「そうですね。むくみなどの症状も出ていないようなので、次回は月経開始の数日前から服用してみましょう。ただし、痛みを感じても1日3回までにしてください」
Z美「わかりました」
~それから4週間後~
丸山先生「今回はどうでしたか?」
Z美「生理の始まる4日前から飲み始めました。初日の痛みがかなり楽で、鎮痛剤を使いませんでした!」
丸山先生「それはよかったです。それでは今後、月経開始の数日前から内服するというかたちで服用してください」
Z美「わかりました。ありがとうございます」
~それからしばらくしたある日、オフィスでの昼下がり~
Y子「♪~」
Z美「あれ? Y子、調子良さそうだね」
Y子「うん、最近快調。月に1回のイヤ~なアレにも悩まされることがなくなったし」
Z美「すごーい! 良かったね。そんなに効いた?」
Y子「痛みが全部なくなったわけじゃないけれど、前みたいに『また生理が来る……』っていう憂鬱さが減ったかな。肩こりもかなり解消されたし。Z美は?」
Z美「私もすごく楽になったよ~。今までは漠然と生理痛って思っていたけど、自分の生理痛の原因がわかったのも良かった」
Y子「そうだね。生理痛っていっても、人によって処方される漢方薬はちがうんだね」
Z美「おかげで今日も順調に仕事がはかどってるよ。帰り、どっか寄っていかない?」
Y子「いいね!」
(取材協力:丸山綾、文:マイナビウーマン編集部)
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※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.07.05)
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丸山綾 まるやま・あや
日本東洋医学会(専門医)、日本産科婦人科学会(専門医)所属。1999年日本大学医学部卒業。駿河台日本大学病院、丸の内クリニック等を経て、現在、霞が関ビル診療所で婦人科医師として勤務。専門分野は産婦人科一般、漢方治療。
※この記事は2014年04月25日に公開されたものです