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単純接触効果を使って意中の人を振り向かす方法

ゆうきゆう

「毎朝電車で会う男性が気になる……」「遠距離中だけどそばにいてくれる異性が気になる」……など。恋愛において「よく会う人が気になる」といった経験、あなたはありますか? 今回は、心理学における「単純接触効果」の意味や、恋愛で応用する方法について、ゆうメンタルクリニック総院長・ゆうきゆう先生の解説を元に紹介します。

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<目次>

単純接触効果とは

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まずはじめに、「単純接触効果」とはどんなものなのでしょうか、探っていきましょう。

(1)「単純接触効果」とは

単純接触効果とは、簡単に言えば「接する機会が多ければ多いほど、相手に好感を抱きやすくなる」という心理学の法則です。この法則を見いだした心理学者の名前をとって、“ザイアンス効果”とも言われます。もちろん、一目ぼれなどの例外はありますが、人間は一度合っただけの人よりも、目にしたり話したりする機会が多い=接触する機会の多い相手を好きになりやすいという傾向があります。

(2)「単純接触効果」の具体例

たとえば、毎日同じ電車に乗り合わせる人や、席が隣になったクラスメイトを好きになる……というのは珍しくない話ですが、こういったケースには単純接触効果が働いていると考えられます。

また、売りだし中の俳優やアイドルなど、最初は特になんとも思わなかったのに何度も目にしているうちにだんだん魅力的に思えてきたり、最初は「変なCM」だと思っていたキャッチコピーやCMソングを、自然に口ずさんでいた……というのも「単純接触効果」と言えます。

ポッサードの法則(男女間の物理的な距離が近いほど、心理的な距離も縮まる法則)や類似性の法則(自分と似たものに好感を持つ心理)なども働くため、実際に接する機会が多いほうが好感を得られやすい傾向にはあるのですが、CMやアイドルなどの例があるように、単純接触効果では「目にする機会が多い」というだけでも親近感や好感を得られやすいとされています。

次ページ:「単純接触効果」を使った恋愛テクニック

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