そんなのあるの!? 栄養士直伝「太りにくいスイーツの食べ方」
■甘いもの……がまんせずに食べたい!
疲れたときやおいしいコーヒー・お茶を入れたとき、ホッとしたとき、甘いものを食べると幸せな気持ちになりますよね。甘いものは脳内でも、心をリラックスさせる成分を分泌するそうです。しかしやっぱり気になるのがカロリー…。ダイエットを考えている人には大敵なはず。ダイエット中でもストレスのないスイーツの食べ方、2つのポイントをご紹介します。
■ポイント1 時間厳守!
まず1つ目のポイントは「食べてもいい時間を守ること」。夜の10時から深夜2時までは脂肪をため込むタンパク質の活動がもっとも活発になる「魔の時間帯」です。夕食後についついテレビを見ながらお菓子を食べたり、飲みながらダラダラつまみ食いするのはやめましょう。甘いものは、食後のデザートではなく、3時のおやつとして食べるようにしましょう。
間食として甘いものを適量食べることで、次の食事の量をおさえ、いわゆる“ドカ食い”を防ぐこともできます。同じ量のお菓子を食べても時間を考えて食べることで太りにくくなります。
■ポイント2 100キロカロリー以内!
2つ目のポイントは「100キロカロリー以内を目安に」。間食は1日の摂取エネルギーの10%くらいが適正なので、200キロカロリーくらいが目安ですが、ダイエット中は少し控えめにして、1日100キロカロリー以内に抑えるとよいかと思います。
おすすめは和菓子。和菓子は主に糖分と炭水化物で構成されており、洋菓子に含まれるバターや生クリームのような油脂を使用していません。そのため、洋菓子よりもカロリーを抑えることができます。また、和菓子によく使われる「あんこ」は、実は栄養バランスのよい優秀食材。ゴボウやワカメの数倍ともいわれる食物繊維や、糖分の代謝を助けるビタミンB、そのほか、ミネラル、ポリフェノールなど、小豆には女性にうれしい栄養素がたくさん含まれているのです。
■まとめ
スイーツは太る! というイメージが先行してしまいますが、糖分は体のエネルギー源としてとても大切な栄養源です。不足すると脳内に栄養が行き渡らず思考力や記憶力が低下したり、必要な糖分を筋肉など他の細胞から吸収するので体力が落ちたりすることがあります。スイーツを食べてストレスをためずに賢くダイエットをしてみましょう。
(38歳女性管理栄養士/Doctors Me)
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※この記事は2014年12月15日に公開されたものです