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仕事相手ともう一歩近づきたいときは「握手」が効果的な理由

握手をした人の印象が、握手をする前とでは全く違って見えることはありませんか? 握手には、実は人をより親密に感じさせ、握手した人の心を開かせてしまう不思議な効果があるのです。これはビジネスでも効果大! 仕事相手に握手が効果的な理由をご紹介します。

【【握手マナー】握手しながら頭を下げてお辞儀はNG「握手の時は目を見る」】

政治家が握手をするのは、それだけの理由がある!

政治家が街頭で有権者に握手を求める姿、よく見ることがあると思います。なぜ政治家がお辞儀や声かけだけでなく、握手を求めてくるのかというと、それだけ触覚が人に及ぼす影響が大きいからなのです。

握手をすると、なぜか人は握手した相手に親近感や好感を覚えることがあります。それは言葉で伝える以上のものを皮膚からの触覚で感じることがあるから。手の温かみや握る力は無条件に人を安心させ、親しみを感じやすくするのです。

握手は「初頭効果」に絶大な効果を発揮

第一印象で評価や考えが決まってしまい、それが長く続くことを「初頭効果」と言います。この「初頭効果」に、握手は短時間で大きな影響を及ぼします。相手にいい印象を持ってもらうにも、仕事相手に親しみや信頼を覚えてもらうのにも最も効率的なコミュニケーションの方法なのです。

握手のコツは「包み込む」ようにすること

ただし相手に好感を持ってもらう握手には、ちょっとしたコツも必要です。特に気をつけたいのは相手に遠慮して弱々しく握ってしまうこと。この握り方をアメリカでは「死んだ魚の握手」と呼び、最も嫌われる握手の仕方なのだとか。

また逆にあまり強く握りすぎてしまうと傲慢(ごうまん)さや押しつけがましさを相手に与えてしまいます。

握手をするときは、ほどよく強く握るようにすると温かみや包容力が相手に伝わるため印象が良くなります。また自分が主導権を握りたい場合は、片手ではなく両手で包み込むように握手すると、自分に主導権があることをアピールする効果が見込めます。

握手は慣れないと気恥ずかしいものですが、仕事相手と一歩近づきたいなら、瞬時に自分の印象をよくするとても効率的なコミュニケーション手段。積極的に使わない手はありません。ぜひ握手を使って、相手との距離を一歩近づけてみましょう。

※この記事は2014年10月04日に公開されたものです

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