お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

でかい、でかい、でかい!埼玉県八潮市「珈琲茶館 OB」のドリンクは巨大サイズぞろい

「珈琲茶館 OB ログ八潮店」はログハウス風の一軒家

埼玉県八潮市は東京のベッドタウン。近年はつくばエクスプレスも走り、ニュータウンとして発展著しいが、それでも駅前からほんの少し離れれば、「すぐそこが東京」だなんて思えないほど静かな空気が漂う。

【「野菜ジュースを飲む=野菜を食べる」ではない マイクロダイエットネット調べ】

そんな八潮には、知る人ぞ知る?でかサイズカフェ?との評判を持つ店があるのだ。それは埼玉を中心に店舗展開している「珈琲茶館 OB」。リーズナブルな値段で香り高いコーヒーや喫茶店メニューがいただけるとあって、高い人気を呼んでいる。

ログハウス風のウッディーなインテリアが特徴で、落ち着ける雰囲気もまた大きな魅力だという。そんな巨大サイズのカフェの実態を知るべく、春うららかな雰囲気が漂う日、八潮駅からバスに乗って本店の「珈琲茶館 OB ログ八潮店」を訪ねた。

木のぬくもりが感じられる店内インテリア

地元学生にも愛される地域密着喫茶店

事前にキャッチした情報によると、地元の人いわく、この店でドリンクを初めて注文した人は、たいていびっくりするという。

訪れてみて納得。とにかくサイズが全体的に大きいのだ。アイスコーヒーはジョッキで、アイスティーは鉢のような入れもので提供される。バナナジュースの入った器も、まるでサラダボウルだ。

ジュースやアイスティーの器。とにかくでかい!

ホットのブレンドやアメリカンコーヒーは巨大サイズというほどではないが、300円という安さの割には量がある。しかもこのコーヒー、自家焙煎で香りが高く、深いコクが楽しめるのだから大変お得。

サイズが大きいのに味にもちゃんとこだわり、「手作りで、できるだけ添加物は使わずに」をモットーとしている。丁寧な手作りでこの量、値段はかなり無理があるのでは? とも思うが……。

「逆なんです。できるだけ自分たちでやっているから、市販のものを買ってくるよりも量を多めに出すことができるんです」と店長さん。

本店の店内は午前中から仕事の移動途中の人や、ご近所の年配客でにぎわい、夕方ともなれば学生も多く訪れるそう。もちろん、ママさんグループからも人気が高いし、休日はカップルや家族連れでにぎわう。

量の多いドリンクと、手作りのやさしい味の料理を楽しみながら、時間をかけておしゃべりしたり、くつろいだりすることができる。地域に密着し、地元に愛されている喫茶店なのだ。

30cmは超えていそうなのですが……

さて今回、挑戦したのは、春らしい雰囲気満点の「いちごジュースぱふぇ」(800円)。

本来、メニューには「くりーむソーダぱふぇ」(750円)のみが載っているが、希望によりほかのジュースに変更してもらうことができるのだ。そこで店長さんのおすすめで、女性に人気のいちごジュースで挑戦することとなった。

クッションの効いたイスに座り、待つことほんの数分。運ばれてきたいちごジュースぱふぇを見て、思わずのけぞってしまった。驚いたのもあるが、のけぞらないと全体が見えなかったのが本当の理由。高さはゆうに30cmを超えているのではないだろうか。

「いちごジュースぱふぇ」(800円)

ざっと見た限りでは、いちごジュースの上にバニラとストロベリー味のアイスが各1スクープずつ、コーンがひとつと生クリームがたっぷり。そしてポッキーとバナナやパイナップルなどのフルーツが盛られている。これはまさに「タワー」だ!

まずはストローでジュースをひと口。あまりにも背が高いため、中腰にならないと飲むことができないが、ミルキーな味わいといちごの香りがふわっと口に広がり、ほんわかと和んだ。

コーンに乗せていただきます

そして次にコーンをはずし、そこにバニラアイスをのせてパクリ。アイスは甘すぎず、コーンのサクサク感もいい感じ。スイーツの世界にうっとりしつつ、ジュースとアイスを交互に口に入れる。そしてやや味に変化がほしいと思い始めたところで、パイナップルやバナナを攻略。

う~ん、とてもジューシーだ。

途中、コーヒーブレイクも挟みつつ

そこからはもう、ひたすらスプーンですくってストロベリーアイスと生クリームを楽しみ、ジュースを飲む。このあたりで随分と見た目は、減ったような印象を受けるが、普通のジュースに比べたら、まだまだ3倍はある感じ。

やっと手で持てるように

やっとのことで、花瓶のようなコップごと手に持つことができるようになった。イスに身体を預けた状態でリラックスして飲むことができる。そして後はひたすらジュースを飲むだけ。甘すぎないので、これならばいけそうだ。

ゴールまであと少し!

実はここで、若干の反則技を使用。別に注文しておいたホットコーヒーを飲んだのだ。アイスとジュースで冷たくなった口に、コーヒーの温かさが変化をもたらしてくれて心地よい。このコーヒーは、深みのあるよいアロマが漂っていてうまい。

サンドイッチなどとよくあいそうだ。

香り高いコーヒーもご一緒に

そんなこともしているうちに、気付けばいちごジュースぱふぇも見事、氷を残してほぼ制覇。

お店の方によると、カップルで注文するケースが多いとか。確かに2人で飲むのは楽しそうだ。友達同士でオーダーしてもいいかも。もしくは本を持ってきて、時間をかけてのんびり過ごしてもいい。

ちなみにここでは、サンドイッチやピザ、パスタなどの食事メニューも充実。巨大サイズのドリンクを飲みながら、ゆっくり味わってみてください。

※全19店舗中、フルサービスとセルフサービスのお店があり、両者ではメニュー内容に違いがありますのでHP等で事前にご確認を。今回はフルサービス店での取材となっていますが、店舗により内容が異なる場合もあります。

※2014年3月取材時の価格です

≪珈琲茶館 OB(こーひーちゃかん オービー) ログ八潮店≫
埼玉県八潮市緑町4-12-9
無休
営業時間 9:00~22:00
http://coffee-ob.com/

(OFFICE-SANGA 平野凛)

※この記事は2014年03月29日に公開されたものです

SHARE