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アラサー独女の究極の選択!? 友だちの彼氏を好きになってしまったらどうする?

女友だち友だちの彼氏が自分の好きなタイプだったら、「うらやましい」と思ってしまいますよね。それだけならいいのですが、もしも好きになってしまったら……。あなたなら友情と恋愛、どちらを選びますか?

■友だちが何よりも大切だった(マキさん/27歳/通信)

「結婚を考えている彼氏だから、一度紹介しておきたい」

親友からこう告げられたマキさんは、彼氏も交えて3人で食事をすることになったそう。

「友だちが連れてきた彼氏は、まさに私の好みのタイプど真ん中! 性格も穏やかで話しやすく、正直ドキドキしっぱなしでしたね」

しかし、いくら一目ぼれしたと言っても、相手は友だちの彼氏。マキさんはその気持ちを表に出さないように、食事会を何とか乗り切ったそう。

「それから何度か3人で会う機会がありました。あるとき友だちが待ち合わせに遅れて、私と彼がしばらく2人きりになったんです。そこで彼から、連絡先を教えてほしいと言われました。今度2人で会おうと誘われたんです」

マキさんは自分に好意を持っていることを知ってうれしくなり、言われるまま連絡先を教えました。

「でも、ふと気づいたんですよね。このまま彼と2人で会ったら、友だちとの関係はどうなるんだろう……。私は本気で彼を好きになっていましたが、それは友だちも同じこと。もし私が彼を奪ってしまったら、きっと友だちではいられなくなります。彼には『やっぱり2人で会うことはできない』とメールをして、その恋はあきらめることにしました」

3年ほど前のことだそうですが、今では自分の決断に満足しているとのこと。友だちは結局、その彼の浮気が原因で破局したそうで、「そんなつまらない男のために、親友との関係を壊さなくて本当によかった」と、最後に語ってくれました。もっと早く友だちに話していれば、不幸な思いをさせずに済んだかも?

■堂々と宣戦布告!(ユウさん/30歳/メーカー)

「とても仲のいい職場の同期の彼氏を好きになったことがあります。彼氏も同じ職場にいたので、彼女から打ち明けられたときには、もう私もその人のことを好きになっていたんです」

好きな相手に彼女がいるとわかった時点であきらめる人も多いと思いますが、ユウさんはそうではありませんでした。

「『実はつき合っている』と報告を受けたとき、『私も彼のことが好きだ』と彼女に言いました。私と彼女は、そういう間柄だったんですよね。何でもストレートに、本音を言い合う仲というか。彼女も『黙っていて悪かったけど、彼は私のことが好きだから、諦めて』と言っていました」

これだけお互いストレートにものが言えると、すがすがしい気もします。

「それから、私は彼にかなり猛アプローチをしました。でも、あるとき彼から『○○(ユウさんの友だち)とは真剣につき合っている。君のことは彼女の友だちとしか思えない』と、振られてしまったんです。失恋はショックでしたけど、その後も関係は変わっていません。今でも仲よく、飲みに行ったりしています」

その後、同僚カップルはめでたくゴールイン。結婚式にはユウさんも出席して、心からの祝福を送ったそう。正直に自分の気持ちをぶつけられる友だちの存在は貴重ですね。

■究極の選択!?(アイさん/26歳/小売店)

「大学時代に、友だちの彼氏を略奪してしまいました。彼女は大学に入ってできた初めての友だち。お互い地方から出てきてひとり暮らしだったこともあり、いっつも一緒にいました」

そんな友だちが紹介してくれた彼氏は、偶然にもアイさんと同じ学科。同じ授業も多く、学校で一緒に過ごす時間が自然と増えていったそうです。

「そのうち私は彼のことを好きになり、同時になんとなく彼も私を好きになっていることがわかりました。友だちに隠れて2人で会うことも多くなり、最終的に彼が『○○(アイさんの友だち)とは別れるから、アイちゃんとつき合いたい』と言ってくれて……」

アイさんは喜ぶかと思いきや、非常に迷ったそうです。友だちはとても大切な存在ですが、気持ちが通じ合った彼を忘れることもできそうにない……。結果、アイさんは恋を選びました。

「彼氏から別れを告げられた友だちは、途端に私を避けるようになりました。『会って話がしたい』というメールも何度か送りましたが、返事は一切なし。学校で顔を合わせても、無視されましたね。

彼女は事の顛末を周囲の人にしゃべったみたいで、私は別の友だちからも孤立。恋のために友だちを裏切った代償は、やはり大きかったです」

それでも、「後悔はしていない」というアイさん。今でも、この彼と交際が続いているそうです。

恋か友情か。どちらかを選ばなくてはならないケースは多いようですね。大切なことは、自分が後悔しない選択をすること。それができる人は幸せをつかめるのかもしれません。

(OFFICE-SANGA 森川ほしの)

※この記事は2014年02月28日に公開されたものです

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