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話し言葉を文章にする際は「要所要所」で句読点を打つとよい

書かれた文章を読むとき、適切な位置に句読点が打たれていないとなんだか読みづらいですよね。それは、話し言葉についても同じです。

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話し言葉は文章にすると何を言っているのか分からないことが多い

話し言葉を文章にするというと「会話をそのまま文章にすればいいんでしょ」と簡単に考えがちですが、これが意外とむずかしいのです。

会話をするときは、かなり曖昧な表現であってもなんとなくニュアンスで相手に伝わるのですが、文章にするとその微妙なニュアンスが伝わらないんですね。だから、話し言葉を文章にするときは、読み手に意味が伝わるように注意しなければいけません。

書き終わったら、一度読み直してみるといいですね。

話し言葉にも要所要所で句読点を打つとよい

会話を文章にするだけなんだから、句読点なんかいらないんじゃないかと思いがちですが、文章を書くときはきちんと句読点を打たないと読みづらいものになってしまいます。確かに会話の中に明確な区切りは存在しません。

でも、話していると自然に間を置いたり、言葉の強弱が違っていたりしますよね。文章にするときは、その部分に句読点を打てばいいのです。そうすれば、テンポがよくて自然な読みやすい文章になります。

会話はテンポが命

実際に会話をするときにもテンポは大事なのですが、文章に表すときにも同じことが言えます。小説を読んでいてぐいぐいと引き込まれるのも、やはりテンポよくどんどん場面が変わるような作品ですよね。

逆に、だらだらと何を言いたいのか分からないような文章が延々と続くような作品は、途中で読むのが嫌になってしまいます。会話に命を吹き込むのは句読点です。これがあるのとないのとでは、勢いがまるで違ってきます。

文章を書きながら、実際に言葉を口に出してみると句読点を打つ位置を理解しやすくなるので試してみてください。

※この記事は2013年12月20日に公開されたものです

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