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相手のイメージをかき立てるには?―「より具体的に言う」「芸能人で例える」

自分の話したいことを相手により具体的にイメージしてもらうのが、理解を深めるための第一歩。話し方がへただと言いたいことがうまく伝わらず、何を言いたいのか分からないと思われてしまうことも。

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感覚に訴えるように話す

感覚に訴えるように話すとは、すなわち、五感に訴えかけるように話すということです。ただ単に「バラを育てています」と話すよりも、「赤いバラを育てています」と表現したほうが頭の中に具体的なイメージがわきやすいですよね。

このように、相手になにかを説明するときは、できるだけ特徴を入れ込むようにすると伝わりやすくなります。

より具体的に話す

人になにかを説明するとき、話している本人は実際に自分が体験したことなのでじゅうぶんにイメージができているのですが、聞いているほうは言葉だけでイメージしなくてはならないので、表現が稚拙だとうまく伝わらないことがあります。

とはいえ、話上手じゃなくてもいいのです。自分の頭の中に浮かんでいるイメージを、そのまま、できるだけ細かく言葉にすればそれでじゅうぶん伝わります。伝えたいと思う気持ち、それが大切なのです。

例えば、夏休みに旅行に行ったことについて話すとき。聞き手は、その場所には行ったことのない人です。その場合、ただ「とてもきれいなところだったよ」と言われても「ふうん、そうなんだ」と思うだけで、どんな風にきれいだったのかは伝わりません。

こういうときは「海岸線沿いにパームツリーが植えられていて、海は穏やかで澄んでいて……」という風に具体的に説明すれば、その情景を思い描くことができます。

芸能人に例えて話す

誰もが知っている芸能人に例えて話すのも、イメージを伝えるいい方法です。例えば、聞き手が顔を知らない誰かについて話すとき「芸能人の○○に似てる」と表現すれば、頭の中にその芸能人の顔がパっと浮かび、ああいう顔立ちの人なんだなということが分かります。

その上で、その人がどうしたという具体的な内容に移っていけば、全く知らない人であるにも関わらず、イメージが描きやすくなるでしょう。

※この記事は2013年12月20日に公開されたものです

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