育児休暇中、イラついてしまった自分の行動「お米で遊ぶ子どもに『ごくつぶし!』」「ご飯の支度が終わらない」
育児中は「ここから、ここまで」という制限がなく、生活の主導権をすべて赤ちゃんに握られる生活に、ついイライラしてしまいがち。そこで育児休暇中、お父さんやお母さんがどんな自分の行動にイラついてしまいやすいのか、調査してみました。これから育児休暇を取得予定の方は、ぜひ参考に!
■家事が思うようにできない自分に、ついイライラ!
・「家事が全然進まないこと。夫が帰ってきたときにご飯の支度が終わらず泣いてしまった」(30歳女性/ソフトウェア)
・「オシメを上手に変えられないとき」(26歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「なかなか服の着替えさせるのがうまくいかなかったとき」(32歳男性/学校・教育関連/専門職)
仕事だとペース配分や調節がうまくできる人でも、作業がていねいで上手な人でも、育児となると別物。赤ちゃんのご機嫌やご気分次第で振り回され、思うように家事が進まない、仕事を上手にさせてもらえないことがいっぱいあります。
■赤ちゃんに寝させてもらえない自分に、ついイライラ
・「寝ないわが子にイライラしている自分にイライラ」(31歳女性/機械・精密機器)
・「なかなか寝てくれない子どもにいらっとしてしまった自分を反省した」(30歳女性/医療・福祉)
・「子どもがなかなか泣き止まなくて、うるさい!と怒鳴った後、怒鳴っても仕方ない、かわいそうだったなと自分でイライラした」(31歳女性/金属・鉄鋼・化学)
育児中は慢性的な睡眠不足にさらされる期間。「たくさん遊ばせたし、今日は少し眠れるかも……」と淡い期待を抱くほどに裏切られ、イライラしやすくなってしまいます。
■自分の時間がとれなくて、イライラしてしまう
・「新聞など読む時間がなくたまっていくことにイライラする」(30歳女性/自動車関連)
・「食事を子どもに与えるため自分の分を早く食べようとしたけど食べれずにイラついてしまった」(30歳男性/自動車関連/技術職)
・「思い通りの時間に物事が終わらない」(26歳女性/金融・証券)
ほんのわずかな自由時間を育児に奪われてしまうと、ストレスが加速する原因に。あきらめるか、開き直るかで乗り切るしかありません。
■疲れて動けない自分に、イライラ……
・「散歩に連れて行ってあげたいのに、疲れて家の中でゴロゴロしてしまう自分にイラっとした」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁)
・「こんなことで、あんなに怒ることないのに……という後悔とイラつき」(31歳女性/その他)
・「疲れていることで子どもを叱るなど八つ当たりをしてしまったこと」(30歳女性/食品・飲料)
赤ちゃんならいざ知らず、自分まで思うように動かせなくなる、動けなくなると、たまっていたイライラが自分に向かってしまいます。
■怒りが抑えられない自分に、ついイライラ
・「子どもがお鍋の中のお米で遊んでいたとき、『このごくつぶし!!』と怒ってしまった」(29歳女性/金融・証券)
・「子どもが私を叩いておもしろがるので、つい叩き返してしまった」(31歳女性/医療・福祉)
・「子どもが毎日牛乳こぼしてイライラ」(30歳女性/医薬品・化粧品)
ギリギリ限界の状態でがんばっていると、ついこんな赤ちゃんの行動が怒りに火をつけることも。『ごくつぶし』の意味が、子どもに伝わらないのが救いかも!?
育児休暇は、「休暇」という名はついているものの、実際は「人間の限界に挑戦」とばかりの過酷な試練も待っています。限界ギリギリのままひとりでいると、心も追い込まれやすくなります。ぜひ悩みをわかち合える友人に気力をもらいながら、乗り越えていってくださいね。
(ファナティック)
※マイナビウーマン調べ(2013年11月にWebアンケート。有効回答数82件。22歳~34歳の社会人男性、働く女性)
※この記事は2013年11月23日に公開されたものです