【専門家監修】嘘つきな彼氏の心理～対処法＆治す方法はあるの？～

嘘つき彼氏の心理とは

嘘をつく彼氏に、どうして嘘をつくのか、どんなときに嘘をつくのかをアンケート調査しました。さらに織田先生に嘘つきな彼氏の心理について解説してもらいました。

●彼氏がつい嘘をついてしまう瞬間

彼女に嘘をついてしまう男性は、先の結果からも多い模様。そこで働く男性に、どんなときに彼女に嘘をついてしまうのか、お話を聞いてみました。

＜飲みに行ったとき＞

・「飲みに行っていたのに特に何もなかったように伝える」（22歳／その他／その他）

・「飲んでいて、帰りが遅くなったとき」（39歳／食品・飲料／営業職）

お酒を飲みに行ったときに、つい彼女に嘘をついてしまうこともあるようです。飲みに行くのを彼女に怒られたくないと考えているのでしょう。

＜会いたくないとき＞

・「会いたい気分ではないときに仕事と言う」（34歳／運輸・倉庫／営業職）

・「会いたくないときに仕事と言って会わない」（39歳／運輸・倉庫／販売職・サービス系）

彼女に会いたくないと思うとき、嘘をついてしまう男性もいるようですね。正直に会いたくないとは、まさか言えませんよね。

＜自分に都合が悪いとき＞

・「自分に都合が悪い状況になったときにとっさについてしまう」（29歳／自動車関連／事務系専門職）

・「自分に都合が悪いときにうまいこと嘘をついた」（22歳／情報・IT／事務系専門職）

自分にとって都合が悪い場合、思わず嘘をついてしまうのではないでしょうか。前後を考えず、とっさに嘘をついてしまうため、すぐにバレてしまうかもしれませんね。

＜浮気したとき＞

・「浮気などの女関係について、彼女を傷つけたくないときに嘘をつく」（39歳／機械・精密機器／その他）

・「浮気をしたのにしていないと嘘をついたことがあったりする」（22歳／その他／その他）

浮気したときは、彼女にバレバレでも嘘をつきとおす男性も多いようですね。もしもバレると、そこで破局することが目に見えているせいでしょう。彼女を失いたくないのならば、最初から浮気をしなければいいだけなんですけどね。

●彼氏が嘘をつく理由

誰だって嘘をつかれるのは気分が悪いもの。それでも彼女に嘘をついてしまうのはなぜなのでしょう。働く男性に、その理由を聞いてみました。

＜彼女を傷つけたくないから＞

・「彼女を傷つけたくないのと、自分が傷つきたくないのと」（23歳／金融・証券／営業職）

・「彼女を傷つけないために必要だと思ったとき」（22歳／機械・精密機器／技術職）

彼女を傷つけたくない一心で、嘘をついてしまう男性もいるようですね。時と場合によっては、必要になってくる嘘はたしかにあるもの。ついた以上はバレないようにしてほしいものです。

＜面倒くさいから＞

・「面倒くさいから遊びたくないとは言えないため」（27歳／その他／その他）

・「面倒くさいことから逃れたいという気持ちが起きるから」（25歳／学校・教育関連／専門職）

つい面倒くさくて、彼女に嘘をつく男性も。面倒くさいことから逃れるために嘘をついて、もっと面倒くさいことにならなければいいですね。

＜彼女に嫌われたくないから＞

・「嫌われるのが怖いとか悲しませたくないとか知らない方がいいこともある」（38歳／自動車関連／その他）

・「嫌われたくない、自分から離れて行ってしまうのがこわいから」（38歳／その他／事務系専門職）

彼女に嫌われたくなくて、嘘をついてしまうこともあるようです。彼女を失いたくない一心で、嘘をついてしまったのでしょう。いずれバレる嘘であれば、正直に打ち明けた方が彼女に嫌われにくいとは思いますが。

＜心配させたくないから＞

・「心配させたくないとき。終電間に合ったと言って帰れないとか飲み会に女性はいなかったとか」（33歳／食品・飲料／販売職・サービス系）

・「心配させたくないから。普段通りにする」（30歳／医療・福祉／専門職）

本当のことを言うことで、逆に彼女に心配をかけてしまうこともあるもの。彼女に心配させないために、優しさから嘘をついてしまうのかもしれませんね。

※『マイナビウーマン』にて2017年3月にWebアンケート。有効回答数403件（22歳～39歳の未婚男性）

●専門家に聞いた！　嘘つき彼氏の心理

続いて、男女心理に詳しい織田隼人先生に、嘘つきな彼氏の心理について聞いてみました。一体、彼らの頭の中はどうなっているのでしょう？

Q.どうして彼女に嘘をつくのでしょうか？　嘘つきな彼氏の心理を詳しく教えてください。

「嘘の種類にもよりますが、嘘をついたほうが何かと自分や他人にメリットがあると感じている場合に嘘をつくようになります。

たとえば、彼女の重い荷物を彼が持ったときに『重い？』と聞いて『重くないよ』と断るのは嘘は嘘ですが、相手を思いやっての嘘となります。こういう『相手を思いやっての嘘』以外には、『自己正当化のための嘘』があります。

『自己正当化のための嘘』とは、自分はすごいんだ、とか、こんなこともできる、とか、○○さんは友達、とか、△△という事実を知っているといった自分を大きく見せるための嘘です。こういった嘘は嘘をつくことで短期的に相手に『すごい』と思われて尊敬されたりします。

そのような嘘で得られる短期的メリットをなども享受すると、どんどん嘘つきになっていきます。そして自分自身が嘘をついたこと自体を嘘でないと信じるくらいまでになるのです」（織田先生）。