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他人の不幸を喜ぶ人の心理とは? 負の感情を抱いてしまう時の対処法も解説

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他人の不幸な出来事に対して、つい喜んでしまった経験はありませんか? そこには、自己肯定感の低さなどさまざまな心理が関係しているようです。本記事では、他人の不幸を喜ぶ人の特徴と対処法を解説します。

他人の不幸を喜ぶ人は世間に一定数存在します。

特に、SNSが発達した現代では、他者を非難して意図的におとしめようとしたり、災難に見舞われた人をあざ笑ったりするかのような意見が日常的に見受けられますよね。

彼らはなぜそのようなことをするのでしょうか?

今回は、他人の不幸を喜ぶ人の特徴や心理を紹介します。また、自分に思い当たる節がある場合はどうするべきなのか、対処法も併せて解説するため参考にしてください。

他人の不幸を喜ぶ人の特徴

他人の不幸を喜ぶ人は、他者に興味があるのではなく、自分自身に何かしらの問題を抱えている可能性が考えられます。

ここでは、彼らに見られる代表的な3つの特徴を見ていきましょう。

(1)自尊心が低い

他人の不幸を喜ぶ人は、自尊心が低く自信がないタイプが多いです。彼らは自分が上にいこうと努力するのではなく、周囲を下に見ることで優越感に浸ろうとする傾向があります。

自尊心が低いからこそ、他者の弱い部分を見つけると安心するのかもしれません。そして、批判することでまるで自分が偉くなったかのように錯覚するのでしょう。

(2)自分の人生に不満がある

他人の不幸を喜ぶ人は、人生に不満を感じている可能性も

周囲から認められないストレスや孤独感など、満たされない不足感のようなものを感じているのかもしれません。そのため、他者が苦しんでいる姿を見ると、不幸なのは自分だけではないと安心するのでしょう。

中には、映画やゲームを楽しむかのようなエンタメの一種として人を叩く人もいます。

(3)競争心が強い

競争心や常に自分が優位でいたいという気持ちが強いことも、他人の不幸を喜ぶ人によく見られるタイプです。

彼らは嫉妬心も人一倍強く、幸せオーラに包まれている人や何かに向かって頑張る人そのものにネガティブな感情を抱きやすい傾向があります。

夢や希望を持っている人が不幸になるほど喜びを感じるタイプといえるでしょう。

他人の不幸を喜ぶ人の3つのタイプと心理

他人の不幸を喜んでしまう心理を表す言葉に「シャーデンフロイデ」というものがあります。「他人の不幸は蜜の味」といった負の感情は、誰しも大なり小なり持っているもの。

しかし、この心理が強く働くと、人間関係にマイナスな影響をもたらす可能性があるので注意が必要です。

そんな危険なシャーデンフロイデには、主に3つのタイプがあると考えられています。

(1)自分が一番でいたいという気持ちが強い「競争系」

競争系は、自分が一番でいたいという気持ちが強いタイプ

彼らは、嫉妬しやすいために、相手の失敗に対して「ざまあみろ」という心理が働きやすい傾向にあります。

周りを蹴落とすことで、自分が優位に立っているという安心感につながるため、他者の不幸を願い、喜んでしまうのです。

(2)コミュニティや地位を守るための「区別系」

区別系は、自分のコミュニティ外の人に向けた攻撃性が強いタイプといわれています。

彼らは、他人が不幸になることで自身が所属する集団の価値が上がったかのように錯覚するのが特徴です。

例えば、競合他社で不祥事があった際に、ここぞとばかりに悪口を言って、さらに印象を悪くしようとするようなことが挙げられます。

自分の環境を守るために、コミュニティ外の人を攻撃すると同時に、相手の不幸を喜ぶタイプといえるでしょう。

(3)悪を徹底的に叩こうとする「正義系」

正義系は、世のために悪い人は徹底的に叩くべきだという思い込みが強いタイプといわれています。

自分が常に正しいと信じており、他人への誹謗中傷も悪いこととは思わない人が多いです。

他者のミスは大小問わず許せない性格で、思い込みの正義を振りかざす傾向があるでしょう。

自分が他人の不幸を願ってしまう時の対処法

自分が他人の不幸を願ってしまっていると感じたら、考え方や行動を改めることが大切です。

不運なニュースや周りを攻撃する人が視界に入りやすい現代だからこそ、周りに流されない勇気を持つように意識してみましょう。

(1)自分を高めるための行動をとる

他人の不幸を願ってしまうのは、自分自身と向き合えていないサインともいえます。今のあなたに目標や夢がないから、周囲に意識が向いてしまうのかもしれません。

そんな時は、自分の魅力を高めるための習い事を始めてみたり、仕事に集中したりするなど、自己成長につながる行動を心掛けてみましょう。

そうすることで次第に他者が気にならなくなり、自分自身の人生を楽しめるようになっていくはずです。

(2)相手の立場になって物事を考える

災難に見舞われた相手の立場になって心境を考えてみたことはありますか?

「他人の不幸は蜜の味」といいますが、いざ自分が同じ状況になった時に、苦しんでいる姿を他者に楽しまれていたらどう思うでしょうか?

「明日はわが身」という言葉があるように、あなた自身も不幸な目に遭って誰かの助けが必要になるケースもあるのです。

今の自分を変えたいと思うなら、相手の幸せを願うことが自身の幸福にもつながっていくと信じて、考え方を改めてみましょう。

(3)不幸を楽しむことをやめる

他人の不幸を喜んでしまうのは、誰かが苦しんでいる姿を見ることが刺激になっているからかもしれません。

日々の生活にマンネリを感じているために、他者の不運が自分にとってエンタメを楽しむような感覚になっているのでしょう。

この心理に陥ると、どこまでも人の不幸を探してしまいます。しかし、そこに時間を使うことは浪費だと気づきましょう。

適度にネットと距離を置くなどして、自分の心と向き合うことが大切です。

他人の不幸を喜ぶ人は自己評価が低いのかも

他人の不幸を喜んでしまう人に共通するのは、自分に自信がないから周りを下げたいという気持ちが強いことです。

夢や目標に向かって努力していれば、周囲のことを気にする時間も減っていくはず。だからこそ、他人の不幸を喜ぶ気持ちに気づいたら、今できることに集中しましょう。

自分自身と向き合っていくことで、相手の幸せを願える人になっていけるはずですよ。

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※画像はイメージです

※この記事は2024年02月14日に公開されたものです

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