親友と友達の違いとは? 7つの判断ポイントと親友のつくり方を解説
「親友」と「友達」の違いをあなたは説明できますか? 「改めて考えてみると自分には親しい友人がいないかも……」なんて思う人もいるかもしれませんね。本記事では、親友と友達の違いと判断するポイントについて解説します。
友達の中でも特別感のある「親友」ですが、そもそもこの2つにはどんな違いがあるのでしょうか。
改めて考えてみると、「仲が良い友人はいるけれど、親友と呼べるかは分からない……」と思う人もいるかもしれませんね。
そこで今回は、友達と親友の違いとそれらを判断するポイントを紹介していきます。自分には親友と呼べる人がいるのだろか」と悩む人は、ぜひ参考にしてください。
親友と友達の違いとは
まずは、それぞれの言葉の意味について見ていきましょう。
「親友」の意味
「親友」とは、簡単に述べると「特に親しい友達」といえます。辞書の意味は以下の通りです。
しんゆう【親友】
互いに心を許し合っている友。特に親しい友。
(出典:『デジタル大辞泉』小学館)
「親友」は、本音や悩みを何でも言い合うことができ、飾らずに自然体でいられる存在のことでしょう。離れていても心の奥底で深く結びついている人が当てはまるといえます。
「友達」の意味
一方、「友達」の意味は以下の通りです。
ともだち【友達】
互いに心を許し合って、対等に交わっている人。一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人。友人。朋友 (ほうゆう) 。友。
(出典:『デジタル大辞泉』小学館)
「友達」は、普段から仲良している人のことを指し、遊びに行ったり、おしゃべりしたりなど、さまざまな行動を共にする相手。
しかし、何でも言い合える関係性である「親友」とは違って、お互いのプライベートに深く踏み込むことは少ないでしょう。
親友なのかどうかを判断するポイント
では次に、親友なのか友達なのかを判断する7つのポイントを紹介します。
(1)心の中を打ち明けられるか
相手に対して、悩み事やプライベートなど、何でも打ち明けることができますか?
ただの友達であれば、踏み込んだ話をすることをためらってしまったり、自分の弱いところを見せたくないと思ってしまったりするかもしれません。
気兼ねなく何でも話せる相手であるかどうかは、親友と呼ぶための重要なポイントになるでしょう。
(2)自然体でいられるか
お互いが自然体でいられるのも、親友であることの大前提です。
友達とはいえ仲良くなってから日の浅い相手であれば、無意識のうちに気を使ってしまって、心身共に疲れてしまうこともあるかもしれません。
しかし、親友には自分がどう思われるかを気にする必要がなく、長時間一緒にいても負担にならないでしょう。
自然体でいられて居心地が良いのは、相手に心を許しているからこそなのです。
(3)相手のことを理解した行動ができるか
さまざまな話をしてお互いのことを理解している親友であれば、相手が「何をされたいか、されたくないか」「今何を考えているか」が言葉を交わさなくても分かることが多いでしょう。
例えば、親友が落ち込んでいる時に、話を聞いてあげる、そっとしておいてあげるなど、相手の性格に応じた行動ができるのも大きなポイントです。
(4)久しぶりに会っても違和感がないか
会う回数や距離は関係なく、心の奥底で深く結びついているのが親友との関係性。
そのため、数カ月や年単位で会わなくても、顔を合わせればまるで昨日も一緒にいたかのように、気兼ねなく自然に接することができるでしょう。
連絡をマメにしなくても、関係性が変わることは基本的にないはずです。
(5)相手の幸せを願えるか
無条件で相手の幸せを願えるのも親友である証拠といえます。友達であれば、なかなか素直に喜べず、嫉妬してしまうこともあるかもしれません。
損得勘定は抜きに、相手の笑顔が見たい、幸せになってほしいと思えるのです。
(6)思ったことは何でも言い合えるか
相手の行動や判断が間違っていた時に、厳しい意見もはっきりと述べられる間柄は、親友といえるでしょう。
友達であれば嫌われることを懸念して、本音を言えない可能性があります。しかし、親友に対しては心から相手のことを思っているからこそ、言いにくいこともきちんと伝えることができるはず。
この時にお互いが嫌な気持ちにならず、相手の意見を前向きに受け止めることができるのもポイントです。これは深い信頼関係があるから成り立つ関係性といえます。
(7)お互いに成長できる関係性か
お互いを尊敬していて高め合えるのが親友です。相手の良い部分も悪い部分もしっかり伝えることで、共に成長できるのでしょう。
「あの子が頑張っているから私も頑張ろう」と思えるような人がいれば、その相手とは友達以上の関係になれているのかもしれません。
親友をつくる方法
世の中には「自分には親友がいない」と悩む人も意外と多いようです。
ここからは親友をつくる方法を紹介します。
(1)同じ価値観の人と出会う機会をつくる
人との仲を深めるポイントの1つに「共感性」が挙げられます。同じ趣味や目的を持った人であれば、話も弾みやすく、距離を縮めやすいでしょう。
そのため、共感できる相手と出会う機会をつくることで、親友になれる人と巡り合えるかもしれません。
なかなか周囲に親しい人がいないという場合は、趣味の場に足を運んだり、新たな習い事を始めたりしてみてはいかがでしょうか。
(2)積極的に行動する
親友が欲しいのに、受け身でいてはいけません。まずは積極的に自分から話し掛けるなど、行動に移すことが大切です。
そうすることで、「気づいたら友達から親友にステップアップしていた!」なんてことがあるかもしれません。
もっと親しくなりたいと思う人がいるならば、自分からおでかけに誘ってみるなど、アクションを起こすことが心を許し合える第一歩になるはずです。
(3)自然体で過ごす
無理をして自分を演じていては、親友だけではなく友達も見つかりません。また、もしそれで親しい相手ができたとしても、ずっと偽りの姿で接していかなくてはいけませんよね。
そのため、まずはあなた自身が自然体で過ごすことがとても大切です。
ありのままのあなたを受け入れてくれる人はいるはず。リラックスした姿勢が、相手の心を開くきっかけにもつながっていくことでしょう。
離れていても心がつながっているのが親友
友達以上に心の深いところでつながっているのが親友です。
なかなか心を許せる相手ができないと悩んでいる人も、まずはあなたが自然体でいることで「友達」だった人が自然と「親友」になるかもしれません。受け身でいるのではなく、自分から歩み寄ることも大切でしょう。
ぜひ友達との絆を深めて、すてきな親友をつくってみてくださいね。
(LIB_zine)
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※この記事は2024年01月18日に公開されたものです