「確認させていただきます」は正しい敬語? 意味と使い方、注意点を解説
「確認させていただきます」の使い方と例文
主に、「確認させていただきます」目上の人や取引先に確認をしてほしいと依頼された場合に使う言葉となります。
「確認させていただきます」と使う場合、念のために何を確認するのか同時に伝えるのもよいでしょう。
また、依頼されていないのにも関わらず、「確認させていただきます」と伝えるのは誤用になるので注意しましょう。
例文
・「資料のご送付ありがとうございます。これから添付資料を確認させていただきます」
・「契約書のお戻しありがとうございます。内容の確認をさせていただきます」
「確認させていただきます」の言い換え表現
「確認させていただきます」は、さまざまな言い換え表現があります。相手によっては言い方を変えてみるのもよいでしょう。
(1)「拝見します」
「確認させていただきます」の他にも、「拝見します」も同じ意味で使われます。
資料や本をはじめ、相手から受け取ったさまざまなものを見る時に使う言葉で、自分をへりくだった言い回しです。ただし「拝見させていただきます」は二重敬語になるので、注意しましょう。
(2)「拝読します」
「拝読」は「読む」の謙譲語となり、「拝読します」は「慎んで読ませてもらう」という意味となります。文書の確認をする場合などは、「拝読」と言い換えるのが良いでしょう。
「確認させていただきます」は内容の確認や質問のときに使える言葉
相手からの依頼に対しての返答として使う「確認させていただきます」。普段何気なく使っているかもしれませんが、使う場面や相手によって注意が必要である言葉にもなります。
注意点をしっかりと理解し正しい使い方ができるようになりましょう。
(にほんご倶楽部)
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※この記事は2024年01月09日に公開されたものです