「お待たせして申し訳ございません」とは? 意味や使い方を例文で解説
「お待たせして申し訳ございません」の使い方(例文付)
「お待たせしてございません」は、待たせた相手に対して丁寧に謝罪の気持ちを伝えられる言葉。「すみません」とだけ伝えるよりも気持ちをしっかり表現できますので、ビジネスシーンでの謝罪にはおすすめです。
さらにこのフレーズには使用できる状況が2つあります。1つ目は「今待たせている相手に対して事情を説明する時」。2つ目は「相手を待たせている状況が終わることを伝える時」です。
どちらの状況でも、何に対して謝罪しているのを続けることで、より気持ちが伝わりますので、その後の相手の対応も変わってくるかもしれません。
1.待たせている相手に事情を説明する場合
「お待たせして申し訳ございません」は、現在進行形で相手を待たせなければならない状況に対し、その謝罪とお礼を伝えたいという時に使用できます。
長い時間待たせているにもかかわらず、何も伝えないのは、相手に不安や不信感を与えてしまいます。
今の状況を伝えつつしっかり謝ることで、不安を取り除きつつ安心感を持ってもらえることでしょう。
例文
・「電車が遅延しており到着までもう30分程度かかってしまいます。お待たせして申し訳ございません」
・「店舗混雑のため、在庫確認にお時間がかかっております。お待たせして申し訳ございません」
・「システムの不具合により、資料の発行が遅れています。お待たせして申し訳ございませんが、あと数日お待ちいただけますでしょうか」
2.待たせている状況が終わることを伝える場合
こちらは今までお待たせしたことに対しての謝罪。今まで待たせていた状況に何らかの変化が起きる時、次の行動に移る時などに使用します。
その先のコミュニケーションが円滑に進むよう、しっかり丁寧に気持ちを伝えましょう。
例文
・「お待たせして申し訳ございません。こちらがお取り置きの商品です」
・「ご連絡いただいた件に関しまして、お待たせして申し訳ございません」
・「担当者が到着いたしました。お待たせして申し訳ございません」