「折り入って」の意味とは? ビジネスでの使い方や類語・注意点を解説
「折り入って」の正しい使い方(例文付)
「折り入って」は、あくまで相手のことを信じて真剣にお願い事や相談をしたい時に使うフレーズ。
不特定多数に対して使ったり、他の人でもできるようなことを依頼したりする場面では不適切だと言えるでしょう。
誰にも相談できないような悩みを打ち明けたい、自分の仕事や将来の進路の相談など、人生に関わるような重要な出来事について話したいといったシーンで使うことが多いです。
例文
・「プロジェクトリーダーの立場について、折り入って部長にご相談したいことがあります」
・「○○様に折り入ってお話がございますので、後ほど改めてご連絡いたします」
・「○○の件についてお願いしたく、折り入って参りました」
「折り入って」は同僚や部下、目上の人など幅広い相手に使っても問題ありません。
ただし、役職が離れている格上の上司やなじみが薄い取引先の相手など、そもそもお願い事をすること自体が難しい人に対しては、「折り入って」を使うことが失礼にあたる可能性があるため気をつけましょう。