「立て続けにすみません」は正しい敬語? ビジネスでの使い方と注意点を解説
「立て続けにすみません」の言い換え表現
ここでは「立て続けにすみません」と似たような意味で使える言い換え表現を紹介します。状況や意味合いによって使い分けたい時には、ぜひ言い換え表現を使ってみてください。
(1)「五月雨式に失礼いたします」
五月雨式(さみだれしき)とは、断続的に物事が進むことを指します。「失礼いたします」と組み合わせると、連続して物事が続くことを詫びる意味を持ちます。
話し言葉としてはなじみが薄い表現ですが、メールやチャットで使用するのに便利な表現。口頭で使用する場合は「度々のご連絡」「次々とご連絡してしまい」などに言い換える方が無難です。
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(2)「度々申し訳ございません」
「立て続け」をシンプルに言い換えたのが「度々」。ビジネスシーンでは、目上の人や取引先への電話、メールで使うことができる丁寧な謝罪表現です。
「立て続け」は物事が短時間のうちに続くことを指す傾向にありますが、「度々」は間隔が比較的長く相手も使える汎用性の高い言葉です。
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「立て続けにすみません」を正しく使おう
「立て続けにすみません」とは、同じような物事が2回以上連続して続く時の謝罪表現です。
敬語表現ではありますが、ややくだけた印象を抱かせる可能性があるため、目上の人に使う場合には「立て続けに申し訳ございません」などに言い換える方が無難でしょう。
また使用する場合には、同じ用件で相手を煩わせることに対してまずはしっかりと謝罪をする必要があります。使い方に注意して、円滑なコミュニケーションを取ってくださいね。
(にほんご倶楽部)
※画像はイメージです
※この記事は2023年10月20日に公開されたものです