【7月の服装】上旬・中旬・下旬別の気温に合わせておすすめコーデを紹介

梅雨が明け、だんだんと暑くなってくる7月。

不安定な天候が続く日もあったり、紫外線対策をしなければいけなかったり、服装に迷う人も多いのではないでしょうか。

今回は、7月のおすすめコーデを上旬、中旬、下旬に分けて紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

7月の気温ってどのくらい？　服装のポイントは？

7月の気温は、住んでいる地域によっても異なります。

東京の場合、平均気温は26度前後、最高気温30度前後、最低気温23度前後です。

7月上旬は梅雨が明けない地域も多く天候が安定しませんが、中旬頃になってくると気温が上がり始め、7月後半からは日中の最高気温が35度を上回る猛暑日を観測する日もあります。

7月の最高気温【上旬・中旬・下旬】

7月の上旬、中旬、下旬それぞれの最高気温は以下の通りです。

7月上旬の最高気温は28度前後と比較的過ごしやすいですが、梅雨時期と重なるため、じめじめと蒸し暑い日が続きます。

中旬から下旬にかけては、最高気温の差がさほど変わらず真夏日になる日も多いでしょう。

地域によっては35度以上から40度近くまで気温が上がることもあり、早くも猛暑日を観測する日が出てきます。

7月の最低気温【上旬・中旬・下旬】

続いて、7月の上旬、中旬、下旬それぞれの最低気温は以下の通りです。

7月全体を通して最低気温は22〜24度前後と大きな差はなく、朝晩は過ごしやすく感じる日もあるでしょう。日によっては、夏のレジャーを気持ち良く楽しめそうです。

7月の服装やコーディネートのポイント

7月は梅雨で天候が安定しない日もありますが、基本的に日中は蒸し暑いのでノースリーブやTシャツなど涼しげなトップスを選ぶのがおすすめ。

上旬頃はまだ肌寒く感じる夜もあるかもしれないので、日中の紫外線カットも含め、薄手の羽織があると便利です。

蒸し暑い季節なので、汗がベタつきにくいリネン素材やリラックス感のあるオーバーサイズのものを選ぶと良いでしょう。

かごバッグやクリアアクセ、サングラス、麦わら帽子など、夏小物で気分を盛り上げてくださいね。

7月上旬におすすめの服装＆コーディネート

ここでは、7月におすすめの服装を上旬・中旬・下旬に分けて紹介します。

今回はカジュアルコーデ、きれいめコーデ、シンプルコーデの3タイプをピックアップ。気温と季節感を意識したコーディネートを厳選したので、服装選びに悩んでいる人はぜひトライしてみてくださいね。

まずは、7月上旬に最適なコーデのポイントを紹介します。

カジュアルコーデの場合

カットソーときれいめボトムスの組み合わせは、ワントーンでまとめることでこなれた印象になり、夏でも映えるカジュアルコーデが完成。トップスは半袖Tシャツとノースリーブ、どちらでもOKです。

上旬は梅雨が明けていない可能性があるので、ここに薄手のカーデやシャツなどの羽織をプラスすると気温差も安心でしょう。日中はラフに肩がけをして温度調節をすると◎。

存在感のあるボリュームサンダルをチョイスして、足元もしっかりカジュアルに。日差し対策としてキャップを取り入れるのもおすすめですよ。

きれいめコーデの場合

7月上旬のきれいめコーデは、上品なブラウスをセレクト。ボリューム袖のものなら、それだけで華やかな印象になります。

フェミンになりすぎないようにきれいめボトムスをチョイスして、全体に統一感が出るように調整してみて。

トップス＋パンツのワンツーコーデには、アクセサリーでアクセントをつけるのがポイントです。ロングネックレスやバングル、大ぶりのピアスなど、インパクトがあるものを1点取り入れてみてください。

足元はきれいめかつシンプルなサンダルですっきり見せて、夏素材のバッグで軽やかに仕上げましょう。

シンプルコーデの場合

7月上旬のじめじめする日は、1枚だけで映えるアイテムが役立ちます。その中でも、華やかなふんわりブラウスであれば、シンプルな上品さが漂うでしょう。

トップスにボリュームがある時は、バランスを取って細身のボトムスをチョイス。タイトスカートやハーフパンツなどコンパクトにまとめると、スタイル良く見えるのでおすすめです。

また、バッグがはミニサイズのものであれば、遊び心がある派手めなものも違和感なく取り入れられるので、ぜひトライしてみて。

7月中旬におすすめ服装＆コーディネート

ここからは、7月中旬におすすめのコーデとそのポイントを紹介します。

カジュアルコーデの場合

7月中旬は梅雨が明け、だんだんと日差しが強くなってくるので、ノースリーブ1枚でも快適です。裾にかけて広がるロングワンピースなら、汗がベタつかず涼しげな印象になるでしょう。

素材はリネンなどの通気性の良いものが◎。スニーカー合わせにすればカジュアルに仕上がりますよ。

また、薄手のストールや羽織があると紫外線や冷房対策に役立つでしょう。

きれいめコーデの場合

7月中旬頃はだんだん気温も上がり、最高気温が30度を超える日も多くなってきます。

そんな日は1枚で完結するリゾートチックなロングワンピースがあると便利です。ゆったりめの半袖なら二の腕カバーや冷房対策にもなりますよ。

着心地が良いのにきれいめだから夏の夜のディナーにもぴったりです。

ほんのり透け感のあるものやリネンのものなら涼しげに見えるので、素材選びも意識してみて。

ロングワンピースに合わせるサンダルは、フラットでも良いですが、ヒール付きのサンダルにすると、よりきれいめに仕上がるでしょう。

シンプルコーデの場合

真夏日も観測し始める7月中旬の時期には、レイヤードせずにこなれた雰囲気を出したいですよね。トップスとパンツのシンプルなコーデは、ワントーンにすることで大人っぽく仕上がります。

フレンチスリーブやパフスリーブなら上品に、ノースリーブならヘルシーな印象を与えてくれるでしょう。

快適さを求めるならカットソーでもOK。きれいめシンプルにしたい場合はとろみのある素材感のものをセレクトしてみましょう。

バッグやサンダルもトーンを合わせつつ、夏らしく軽やかなものを選ぶのが◎。

7月下旬のおすすめ服装・コーディネート

続いては、7月下旬に最適なコーデのポイントを見ていきましょう。

カジュアルコーデの場合

7月下旬には真夏日や猛暑日が増え、日差しがきつくなるので、半袖よりもノースリーブがより快適に感じます。

ゆったりしたサイズ感のものならストレスフリーに着こなせるので、カジュアルコーデの着回しアイテムにぴったりです。

ワイドなボトムスで全体的にリラックス感のあるシルエットを意識すると涼しげに仕上がりますよ。素材にも気を付けて、風通しの良いリネンやコットンを選んでみて。

スニーカー合わせならカジュアルにまとまりますが、真夏日や猛暑日の暑い日には、サンダルにシフトするのが良いでしょう。

きれいめコーデの場合

7月下旬は暑くておしゃれも億劫になることがありますよね。そんな日はボリュームたっぷりのカラフルなロングスカートがあると華やかな夏コーデに仕上がります。

トップスは、シンプルなTシャツがおすすめ。白Tならカラフルなロングスカートも際立ちますし、すっきり見えもかないます。

サングラスや麦わら帽子、かごバッグなどで夏っぽさを全開に出すのもおすすめ。

サンダルはフラットなものをセレクトするとバランス良く決まります。ビジューやゴールドモチーフがあると、より一層華やかに仕上がるでしょう。

シンプルコーデの場合

7月下旬は、半袖はもちろんノースリーブコーデも楽しめる時期。ほど良くフィット感のあるものならパンツとのインスタイルができるので、大人シンプルに決まります。

モノトーンやワントーンでまとめるとすっきり見えるだけでなく、気張らないカッコよさがかなうでしょう。

ビーチサンダルやフラットサンダルで抜け感をプラスしつつ、快適な足元を実現。帽子やバッグも夏素材を使った小物で夏らしさを演出してみて。

【番外編】北海道・沖縄の7月の服装のポイントは？

同じ日本でも北と南で気候が異なります。ここでは、北は北海道、南は沖縄に絞って7月の服装のポイントを紹介します。

札幌では、7月でも平均気温が22度前後と過ごしやすく快適でしょう。最低気温は18度前後と20度を下回る日もあり、肌寒くなるので薄手のアウターがあると便利です。

最高気温が26度前後と暖かくなる日中は、1枚で着られる長袖やシャツ、カーディガン中心のコーディネートがおすすめ。とはいえ、季節は夏なので、小物で季節感を出すと良いでしょう。

一方、那覇では、最高気温が30度を上回る真夏日も多くなります。最低気温も27度前後と暑く、半袖1枚で快適に過ごせるでしょう。ゆったりとしたワンピースや風通しの良い素材のものをセレクトするのもポイントです。

7月は夏コーデを思いっきり楽しもう

7月は、上旬頃は梅雨が明けないものの、中旬以降は暑い日が増えていくので、夏コーデを存分に楽しめる季節となります。

半袖やノースリーブを中心に冷房、紫外線対策など、その日の気候やスケジュールに合わせて薄手の羽織をプラスしましょう。

また、1枚で映えるワンピースやサロペットなども大活躍。夏小物をプラスして、季節を楽しむコーデにしてみてくださいね。

（文：道面　梓／イラスト：さのまるこ）

※記事内に記載している気温は気象庁の気象データ（2013～2022年）から算出

※この記事は2023年10月12日に公開されたものです