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目からウロコな新商品も!? ライターおすすめ「Femtech Tokyo 2023」で見つけた最新フェムテック

#ヘルシーニュース

ミクニシオリ

10月5日(木)~7日(土)、女性のライフステージに合わせた「健康」と「活躍」を支援する企業が一堂に参加する展示会「Femtech Tokyo 2023(フェムテックトーキョー)」が開催されました。

フェムテックとは、生理、更年期ケア、妊活〜産後ケアなど、女性特有の健康課題をテクノロジーで解決する製品やサービスを通じ、女性の「健康」と「活躍」をサポートするもの。「Femtech Tokyo」は、2023年で2回目の開催。認知度が広がりつつあるデリケートゾーンケアアイテムや吸水ショーツだけでなく、目からウロコな便利グッズも集まりました。今回はフェムテック勉強中の女性ライターが、参加ブースの中からおすすめの企業・フェムテックアイテムをジャンルごとに厳選!

1、インナーは「テンションの上がるデザイン性」と「便利さ」を兼ね備えたものに

フェムケア商品として人気のインナーも、便利さはもちろん、ブルーな日を元気に過ごすためのデザイン性や着心地を兼ね備えたものが登場しています。

株式会社ユタックスでは、無縫製で肌にやさしい吸水パッドを展開。同社の吸水ショーツにぴったりフィットするので、多い日の昼や就寝時にも安心して使うことができます。吸水ショーツだけでは怖いという方は、こちらのパッドから使用してみるのもいいですね。

また、吸水パッドはショーツだけでなく、同社のレギンスやガードルにも装着可能。生理中でも、運動やボディラインの出る服を楽しみやすいのがうれしいポイントです。見た目もかわいいので、普段はヨガやピラティスウェアとしても使えそうですし、家でのリラックスウェアとしても活躍しそう。

便利さも大切だけど、体調が不安定な時こそ、元気の出る下着で自分を勇気づけたい。そんな人には、インナーウェアブランド『Cuip』もおすすめ。ビビッドカラーなアイテムは、見ているだけでワクワクしてしまいます。

フェムケアインナーもブランドがかなり増えてきているので、素材感や吸水率、デザインの好みなど、さまざまな要素から自分に合うものを選べるようになっています。いくつか購入し、自身の体調や気分に合わせたものを選ぶと、楽しく快適に生理期間を乗り越えられそうですよね。

2、デリケートゾーンケアだって「パケ買い」しやすい時代に!

デリケートゾーンケアアイテムもかなり出店数が多かったのですが、とにかく印象的だったのは、どのブランドも「手に取りたくなる見た目」にこだわっているところ。

韓国の洗浄アイテム『innergarm』は、パッケージだけでなく、中身も華やかなカラーで目を惹きます。洗浄ケアに不安を感じる初心者さんでも、これならポジティブに手に取れそう。1回使って捨ててしまうものではあるけれど、かわいいに越したことはありませんからね。(現在は韓国のみでの販売)

『innergarm』のような元気の出るデザインのものだけでなく、ナチュラルなお部屋にも馴染むシンプルなパッケージのものも。クリーンなブランドイメージが印象的なこちらは、フェムケアブランド『WOOCA』のデリケートゾーンケアオイル。まるで美容液のような見た目で、ドレッサーや洗面台、寝室など、どんな場所に置いても違和感なし。

デリケートゾーンケアアイテムも、ウォッシュやジェルなどの洗浄系から、オイルやクリームなどの保湿系までさまざま。自身のお悩みに合わせて、必要なものが何なのかを考えていきたいですね。

3、セルフプレジャーだって「自分らしさ」を追求

まだまだ認知の広がりにくいセルフプレジャーアイテムも、初心者女子でも始めやすいよう、安心感を得られるようなサービス・ブランドが増えていました。

10月にローンチした『sese』は、どのようにセルフプレジャーアイテムを選べばいいか分からないという人のために、プレジャーアイテムのサブスクを展開。サイト内ではプロに身体の悩みやセルフプレジャーの悩みを相談でき、アイテムの動画教材も配信されているそう。アイテムは毎回宅配で届くためお手軽ですし、疑問を解決しながら始められる安心感がありますよね。

今年の10月より発売開始した『peec』も、セルフプレジャー系アイテムで気になった商品の1つ。カードタイプになっているのですが、なんとこちらは「潤滑美容ハイブリッドローション」なのだとか。

実際に手にとってみると、とろんとした触り心地でじんわりとあたたかさを感じることができます。栄養成分をたっぷり配合しており、セルフプレジャーをしながら膣ケアも叶える優等生な逸品。持ち歩きにも便利なサイズで、ポーチに忍ばせておいて、気になる彼と一緒に使うこともできちゃいます。ポーチからさっとこれが出てくる男子と付き合ってみたい……。

4、生理用品の新しい選択肢も

今や、自分の状態やその日の予定に合わせて色々と選択できるようになった生理用品。なかでも気になったのは、月経ディスク『MOLARA』。月経カップなどよりも少し大きめには見えるのですが、使い捨てで衛生的なところと、漏れる不安がないので、プールや温泉などにも入ることができるのが魅力的だなと感じました。

サブスク型で、毎月宅配で届くのもうれしいポイント。筆者ももともと経血量が多く、1日中外出する日と生理がかぶると、仕方なく予定を諦める日もあったほど。最大12時間使用できるとのことで、どのくらい安心感があるのか試してみたいと思いました。

5、スマホでの体調管理は、生理だけでなく体調全般に

4MEEE株式会社の展開する体調記録アプリ『4MOON』は、生理日や排卵予測を確認できるだけでなく、スケジュール登録もできるため、カレンダーアプリを1つにまとめることができます。生理周期をもとに痩せやすい日を予測してくれる機能があり、今後は食事記録や摂取カロリーなども管理できるようになるんだとか!

ブルーデイだけでなく、日々の健康管理を全て一つのアプリで済ませることができるので、スマホの容量節約にもなりそう。無料で使えるので、思わず筆者もその場でダウンロードしてしまいました。

腸活に求めることを回答するボード。筆者は「健康維持」を求めたい!

また、飲料メーカーのサントリーからは新発想の「腸活アプリ」が登場。『腸note』は、スマホをおなかにあてて録った腸の音から、自身の腸の状態を知ることができるのだとか。お通じの悪さで体調不良になったり、肌治安がめちゃめちゃ悪化したりすることもある筆者のような女性にはありがたいサービス……! 腸音に応じて、その時の自分に合った食事提案もしてもらえますよ。

フェムケアも自分に合うものを選択できるようになった!

たくさんのフェムケア製品を見て歩くのはとても楽しくて、あっという間に時間が過ぎていきました。上記で紹介した以外にも、オンラインピルの処方サービスや温活系アイテム、アンダーヘアケア商品などさまざまなジャンルがあり、一言で「フェムテック」「フェムケア」といっても、かなり広いジャンルが含まれるようになってきていることが分かりました。

しかし、どの企業にも「女性が輝ける社会」を見据えているという共通点があり、いち女性といて自身の健康に向き合いながら、今後も社会に貢献していきたいという意識が高まりました。

それと同時に、種類が増えつつあるフェムケア商品の中で、自分に必要なものはどれなのかをしっかりと考えていく必要があると感じました。さまざまなシーンで不調や体調管理をサポートするサービスやアイテムが登場しているので「その時の私にぴったりなもの」を選び取ることで、生活の質が変わっていくのではないでしょうか。

紹介した商品の中で気になるものがあれば、それぞれの口コミや使用感などを、詳しく調べて見てください。そうすることで、自分に合う商品がなんなのかが分かっていくはず!

(ミクニシオリ)

※この記事は2023年10月11日に公開されたものです

ミクニシオリ

1992年生まれ。2017年にライター・編集として独立。芸能人やインフルエンサー、起業家など、主に女性に対するインタビューを多数執筆。恋バナと恋愛考察も得意ジャンル。ハッピーとラッキーがみんなに届きますように。

Twitter:https://twitter.com/oohrin

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