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心に響くことわざ20選。元気をくれる・背中を押してくれる言葉一覧

古川 えのき

古くから受け継がれてきたことわざには、先人たちの知恵や教訓がたくさん詰まっています。改めて読んでみると、人生のヒントがもらえるかもしれません。今回は、ポジティブな意味を持つことわざを紹介します。

古くから言い伝えられてきたことわざには、先人たちの知恵や教訓が詰まっています。

普段ことわざを使う機会はなくても、改めて読み直すことで新たな気づきを得ることができるかもしれません。

今回は、ポジティブな意味を持つことわざを紹介します。

ポジティブな気持ちになりたい時に読むことわざ

まずは、元気になりたい時におすすめのことわざを紹介します。気に入ったものがあれば、ぜひ心にとどめておいてくださいね。

(1)「笑う門には福来る」

いつも笑いが絶えない家庭には幸福がやってくるという意味です。

どんな時でも笑顔を忘れないようにしましょう。希望を失わずに生きていればきっと幸せがやってくるはずですよ。

(2)「七転び八起き」

生きていれば楽しいことばかりではなく、時には失敗やつらいこともあるもの。このことわざは、浮き沈みがあるのが人生だと、苦しいことがあってもめげずに前に進んでいくことの大切さを教えてくれています。

(3)「良い花は後から」

後から咲く花の方が、早く咲いた花よりも美しいということから転じて、何事も優れたものは時間を十分にかけてから現れるという意味のことわざです。

結果がすぐについてこなくても、焦ることなくあなたのペースで進んでください。

(4)「雲の上はいつも晴れ」

どしゃ降りの日でも雲の上はいつも青空が広がっていることから、つらい状況も時間がたてば明るい未来が待っていることを意味します。たとえ今が困難な状況であっても、そのうち雨は過ぎ去り、好転していくでしょう。

(5)「人事を尽くして天命を待つ」

できる限りのことをやった後は、覚悟を決めて運命に身を任せるしかないという意味です。まずは自分が持っている全ての力を出し切りましょう。

できることをやり尽くした上であれば、どんな結果でも悔いはないはず。頑張った後はただ待つのみなのです。

(6)「人間万事塞翁が馬」

人生における幸・不幸は予測しがたいということを意味します。一見すると良いことでも、後に悪いことにつながったり、その逆もあったりすることから、今この瞬間だけで判断せずに、長い目で物事を見る必要性を教えてくれています。

目の前の結果に一喜一憂しないで、どっしりと構えましょう。

(7)「失敗は成功の基」

失敗したとしても、その反省を生かせば成功につながるという意味です。類似のことわざに「失敗は成功の母」という言葉もあります。

ミスをしたからといってクヨクヨするのではなく、気持ちを切り替えて次に向かって歩んでいきたいものです。

(8)「雨降って地固まる」

雨が降った後に地面が固まるように、悪い出来事が過ぎ去った後は安定につながることがあります。

一見トラブルのように見えても良い結果をもたらす場合があるので、諦めずに目の前のことに一生懸命取り組みましょう。きっとあなたの頑張りが報われる日が来るはずです。

(9)「十人十色」

人はそれぞれ好みや意見が異なっているということを意味します。自分の考えが人と違っても、無理に合わせる必要はありません。「私は私」と気持ちを切り替えて、自分らしさを大切にしましょう。

背中を押してほしい時に読むことわざ

チャレンジする時はいつも失敗しないか不安になるもの。そんな時にそっと背中を押してくれることわざを紹介します。

(1)「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」

知らないことを聞く恥ずかしさは一瞬です。そのまま放っておくことの方がデメリットになる可能性も。分からないことがあったら、臆することなくどんどん聞いていきましょう。

(2)「思い立ったが吉日」

どんな物事でも、始めるのに遅いことはありません。思い立ったら、すぐに着手するのが良いということです。

悩んでいる暇があったらまずは動いてみるようにしましょう。やってみると案外簡単かもしれませんよ。

(3)「虎穴に入らずんば虎子を得ず」

何か大きなことを成そうと思ったら、リスクを冒してチャレンジすることが必要だということのたとえです。

挑戦するのは不安もあるかもしれませんが、望むものに向かって思い切って飛び込んでみましょう。きっと大きな結果となって返ってくるはず。

(4)「案ずるより生むが易し」

始める前は難しそうに見えても、やってみると案外たやすくできてしまうという意味です。

不安や悩みで歩みを止めてしまうよりは、思い切って飛び込んでみることをおすすめします。きっとその先には新しい世界が待っているはずなので、とにかく行動あるのみですよ。

(5)「習うより慣れろ」

人に教えてもらうよりも実際に経験した方が、早く身に付くという意味です。自分で手を動かした方が習得は早いもの。まずはやってみることが大切です。

努力する時に読みたいことわざ

努力はすぐに認められないものですが、一生懸命やっていればきっと報われる日がやってくるでしょう。頑張っているあなたに読んでほしいことわざを紹介します。

(1)「石の上にも三年」

どんなにつらくても辛抱していれば、やがて何らかの変化が訪れ、報われることを意味しています。

なかなか芽が出ないからといってすぐに諦めず、まずは地道に取り組んでみましょう。そのうちに変化の兆しが訪れるかもしれません。

(2)「思う念力岩をも通す」

実現不可能だと思われることであっても、集中して努力すれば実現することもあるという意味のことわざです。信念を持って取り組むことの大切さを教えてくれています。

ハードルが高そうに見えても、まずはやれることに精一杯取り組んでみましょう。

(3)「勝って兜の緒を締めよ」

このことわざは、調子が良い時こそ気を緩めずに努力を継続することの大切さを教えてくれています。

今は好調でも、油断しているとあっという間に状況が変わってしまうかもしれません。常に気を引き締めて物事に取り組みましょう。

(4)「鶏口となるも牛後となるなかれ」

「鶏口」は鶏の口や頭、「牛後」は牛の尻のことで、大きな集団の中でトップからの指示に従うよりも、小さなグループであってもトップになることが良いという意味です。

たとえ小さな集団でも、独立してリーダーシップを発揮することの重要性を教えてくれています。上を目指して突き進んでみましょう。

(5)「少年老い易く学成り難し」

時間は無限ではありません。「まだ本気出さなくてもいいか」と思っていると、あっという間に年を取ってしまうでしょう。

このことわざは、何かを成そうと思っているなら、時間を無駄にせずに励むことが大切だと教えてくれています。

(6)「学問に王道なし」

学問に限らず、何かを成し遂げようとする時に近道はありません。一つひとつ地道に努力を積み上げていくことが大切です。

特に難しいと思われていることこそ、楽な道を探さずに真正面から取り組んでみましょう。

ことわざには先人たちの知恵がいっぱい

普段の生活でことわざを使うことは少ないかもしれません。しかし、古くから受け継がれてきた言葉には、先人たちの知恵や知識がたくさん詰まっています。

つらい時や頑張りたい時は、昔の人たちの知恵を借りてみませんか? きっとあなたの心を軽くしてくれるはずですよ。

(古川 えのき)

※画像はイメージです

※この記事は2023年08月30日に公開されたものです

古川 えのき

人生で選んではいけない選択肢ばかり選び続け、どん底の人生を歩む。その後、30代で知り合った彼氏(現旦那)から教わった食事療法、心理療法、運動習慣などを実践して人生が好転する。心と体が調和し、現在スピリチュアルにも目覚める。

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