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威張る人の心理とは? 特徴や対処法も解説

職場など身近なところに威張ってばかりの人がいると、やっかいですよね。そんな人の上手な転がし方があるなら知りたいものです。本記事では、威張る人の心理や特徴、威張る人への対処法を紹介します。

いつも偉そうに威張る人っていますよね。上から目線で物を言ったり、理由もなく大きい態度を取ったり……。

そんなふうにいつも威張る人を見て、「どうしてあんなに威張るんだろう」と不快感と同時に疑問を抱いたことがある人はいるかもしれません。

そこでこの記事では、威張る人の心理や特徴、威張る人への対処法を解説します。

威張る人の心理とは?

まずは、威張る人の心理を確認していきましょう。

(1)自分に自信がない

威張る人は、自分に自信がない傾向にあります。

自信がないからこそ他者からの攻撃や批判を恐れており、強い態度で自己防衛しようとしているのでしょう。

また、「能力がないことを隠したい」という気持ちから、自分を大きく見せようと必死になって威張る人もいます。

(2)相手をコントロールしたい

人に対して威圧的な態度を取るのは、支配欲の表れかもしれません。

大声で怒鳴ったり過剰にミスを責め立てたりするのは、相手が自分へ逆らえないようにするため。

威圧的な態度で人をコントロールして、自分に都合良く物事を進めたいと考えているのでしょう。

(3)自分のことを認めてほしい

威張る人の中には、「自分の頑張りや成果を認めてほしい」という気持ちを持っている人もいます。

「あの人はすごい」と褒めてほしい気持ちが、他人を見下すような態度や自慢話として出てきてしまうようです。

これまであまり褒めてもらった経験がなく、どうすれば他人から認めてもらえるのかが分からないのかもしれません。

威張る人の特徴5つ

威張る人には、共通する特徴があります。

(1)大声で他人のミスを責める

威張る人は、部下や後輩のミスを大声で責めがち。他人のミスを強く責めることで、自分が優位に立ちたいと思っているのでしょう。

また、大声を出すことで周囲の人にも「自分は強い人間なんだ」とアピールしたいのかもしれません。

(2)自分のミスを認めない

威張る人は、他人のミスを責めても自分のミスはなかなか認めません。長々と言い訳をしたりキレたりして、その場をやり過ごそうとすることもあります。

「自分の能力を認めてもらいたい」と思っているため、自分のミスを認めると周囲から馬鹿にされないか不安なのでしょう。

(3)相手の立場に立てない

威張る人は、相手の立場や気持ちに寄り添うことがあまりありません。

例えば、部下がミスをしてその報告が遅れた場合、ミスを責めるばかりで「どうしてミスが発生したのか」「なぜ報告が遅れたのか」というところまで思いを馳せる姿勢がないのです。

このような態度なので、威張る人は部下や後輩から苦手意識を持たれやすく、相談を持ち掛けられることは少ないでしょう。

(4)何事も否定から入る

威張る人は自分が一番正しいと思っている傾向にあります。そのため、他人の意見に否定的です。

例えば、部下が新しいアイディアを出しても「でもそれって現実的じゃないよね」などと否定的な意見から入るでしょう。

このような調子なので、威張る人の部下は「自分の言いたいことが言えない」と不満を抱くこともあるようです。

(5)目上の人にこびる

威張る人は部下や後輩の前では態度が大きくても、基本的に自信がないので目上の相手には萎縮しがち。

そのため、目上の相手を前にすると、相手の機嫌を損ねないようにこびた態度に出る場合があります。

たとえ本心でなくても、相手が右といえば右、左といえば左といったように、とにかく相手へ迎合するでしょう。

▶次のページでは、威張る人への対処法を紹介します。

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