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「およそ」と「おおよそ」の違いとは? 意味や使い方を解説

にほんご倶楽部

「およそ」の使い方(例文有)

「およそ」は「おおよそ」と同様に、大体のことやおおざっぱなことを伝える時に使用できるフレーズです。こちらは会話内で使用するなど、口語的に使うニュアンスが強いです。

近しい同僚と話す時や日常会話では「およそ」を用いてみてください。

例文

・「今年のボーナスは、去年のおよそ半分らしいよ」

・「およそ、日本人は働きすぎだと思います」

・「この啓発本は、およそ面白くありませんでした」

「およそ」は「おおよそ」と比べると口語的でありカジュアルなニュアンスが強くなります。そのため、上司などの目上の人や、フォーマルなシーンでは使わない方がベター。

また「およそ」には複数の意味があります。

話しの切り出しに使う「そもそも」「総じて」という意味や、「全く」「全然」という意味もあり、フォーマルなシーンではこちらもよく使われます。

「おおよそ」の使い方(例文有)

「おおよそ」は敬語表現ではないものの、「およそ」よりも丁寧なニュアンスがあります。そのため文語的に使用されることが多いです。

ビジネスメールや手紙、資料など、文章で伝える場合には「おおよそ」を用いるようにしましょう。

例文

・「おおよそで構いませんので、何時くらいにご来社されるがご連絡いただけると幸いです」

・「当日のおおよそのスケジュールはこちらです」

・「次のプロジェクトの予算は、おおよそ150万円です」

「おおよそ」は「おおよその金額」「おおよその人数」など、大体のことを表す時、大まかに伝える時に使用するフレーズ。「およそ」よりは丁寧な印象となるため、ビジネスシーンでも使われることがあります。

▶次のページでは、「およそ」「おおよそ」の類語を紹介します。

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