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「急かしてしまい申し訳ありません」の意味とは? 使い方を例文付きで解説

にほんご倶楽部

「急かしてしまい申し訳ありません」の言い換え表現

「急かしてしまい申し訳ありません」には、いろいろな言い換え表現があります。シーンや相手によってはさらに丁寧な表現を使うなど、状況に合わせて言い換え表現を取り入れていきましょう。

ここでは、「急かしてしまい申し訳ありません」の言い換え表現を2つご紹介します。

(1)「差し迫ってのお願いで恐縮です」

「差し迫る」とは、〆切から数日以内や数時間内などを指します。「差し迫ってのお願いで恐縮です」は、予定の時刻が迫っている場面で、相手にお願いしたい時に使う表現です。

「恐縮」には、身も縮むほど恐れ入ることを表します。相手によっては大げさな表現に捉える人もいるかもしれませんが、どうしても相手に急いでもらわなければならないシーンでは、申し訳ないという気持ちを真摯に伝えられるでしょう。

(2)「ご用立てしてしまい申し訳ありません」

「ご用立て」とは用事を予定するという意味がある言葉です。例えば急な予定変更で、相手に別の仕事も追加で依頼しなければならない時に使えます。

こちらの都合で迷惑をかけたことに対して「申し訳ありません」という表現で謝罪する表現です。

「急かしてしまい申し訳ありません」を正しく使おう

ビジネスにおいて、何事も相手の立場を敬い丁寧に対応することが求められます。

とはいえ、相手の不手際で予定よりも提出が遅れている場合は、こちらから催促しなければいけない時もあります。

その時に直接的な表現ではなく、「申し訳ないけれど急いでほしい」というへりくだった気持ちを伝えられる表現が「急かしてしまい申し訳ありません」です。

他にも「差し迫ってのお願いで恐縮です」など、状況に合わせた言い回しがいくつかあります。シーンに合わせて言葉を使い分け、スマートなやりとりができるようになりましょう。

(#にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年06月27日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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