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【2024年】甲子の日はいつ? やってはいけないことも解説

すぎうら

甲子の日とは、60日に一度巡ってくる吉日です。本記事では2024年の甲子の日を紹介しつつ、すると良いこと・やってはいけないことを解説します。

甲子の日は縁起が良いとされ、物事を始めるのにふさわしい日として知られています。

今回は、甲子の日がどのような日なのか解説! また、甲子の日にすると良いこと、やってはいけないことも紹介します。

甲子の日とは

甲子の日の読み方は「きのえねのひ」です。または、「こうしのひ」「かっしのひ」と読むこともあります。甲子の日は、昔から物事を始めるのにふさわしい、縁起の良い日とされてきました。

ちなみに「甲子」は六十干支の1つ。六十干支とは以下の十干と十二支の組み合わせで、古くから日本や中国などで日付などを記録するのに使われてきました。

十干:甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
十二支:子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

六十干支の組み合わせは60通りあり、その一番先頭に来るのが甲子です。つまり、甲子の日は60日に一度巡ってきます。

甲子の日は縁起が良いとされる理由

では、なぜ甲子の日は縁起が良いとされているのでしょうか。

(1)六十干支の始まりの日だから

前述したように、甲子の日は六十干支の最初の日です。

新しいスタートの日ともいえることから、この日に物事を始めると良い流れで長く続けていけるといわれています。

また、甲子の日に行動すると良い運気を味方につけられるという説もあります。

(2)大黒天の縁日だから

甲子の日は七福神の一員である大黒天と縁が深く、ご利益を受け取りやすい日(縁日)とされています。

甲子の日が大黒天の縁日となったのは、甲子の「子(ねずみ)」が大黒天の危難を救ったという逸話に由来します。

(3)陰陽五行思想において「甲」と「子」は好相性だから

十干と十二支は、中国で生まれた陰陽五行思想とも関わりがあります。

陰陽五行思想とは、「万物は陰と陽の相反する2つの気に分けられる」という陰陽思想と、「万物は火・水・木・金・土の5種からなる」という五行思想が融合したものです。

十干と十二支にはそれぞれ「火・水・木・金・土」が割り振られており、「甲」は「木」、「子」は「水」の気を持つとされています。

五行思想には「木は水によって養われ、水がなければ木は枯れてしまう」という意味の「水生木(すいしょうもく)」という言葉があり、甲子の木と水は相性が良い関係です。

この木と水の組み合わせが自然界の調和をもたらすといわれており、甲子の日は物事を始めるのに良い日と考えられるようになりました。

▶次のページでは、甲子の日にすると良いといわれていることを紹介します。

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