リアルな結果が判明。婚活男女に聞いた「理想の世帯年収」は?
「結婚相談所ネットワーク」を運営し、婚活事業を複合展開するIBJは、婚活中の男女1,539人に「理想の世帯年収」を調査しました。
令和4年版の男女共同参画白書において、「雇用者の共働き世帯」は増加傾向にある一方、「男性雇用者と無業の妻からなる世帯」は減少。また、21年の「雇用者の共働き世帯」は、「男性雇用者と無業の妻からなる世帯」の2倍以上になりました。
共働きが一般的になり、女性も積極的に働くことが求められる時代に。そこで行われた今回の調査、男女のリアルな価値観を伝えています。
物価上昇に伴う賃上げは全体の1割程度に
物価上昇に伴う賃上げにおいて、「はい」と回答した人は13.2%という結果に。また、その中でも上がり幅について「~1万円(59.5%)」「~4万円(22.7%)」が8割を占めました。
賃上げがあったのは全体の約1割であり、物価上昇はしても年収は上がっていない人が多いとわかりました。
女性だけでなく、男性も相手に年収条件を求めている
相手に求める年収として、男性は「~500万円(40.8%)」、女性は「~700万円(39.0%)」が最多となりました。
また、25~39歳に絞って比較すると、男性は「~500万円(47.0%)」「~300万円(30.9%)」、女性は「~500万円(42.7%)」「~700万円(37.4%)」がボリュームゾーンとなりました。
「令和4年版 男女共同参画白書」では、女性単独世帯の年収は300万円未満が半数以上を占めています。共働きが一般化したことにより、男女で家計を支えるという意識が高まり、婚活男性も共働きを望む傾向が高いと言えます。
理想の世帯年収は、男女で300万円差が
理想の世帯年収として、男性は「~700万円(26.0%)」「~1,000万円(20.5%)」、女性は「~1,000万円(25.9%)」「~700万円(25.6%)」がボリュームゾーンとなり、女性の方が理想とする世帯年収が男性よりも高い結果に。
エリア別で比較すると関東は「~1,000万円」が、関東以外は「~700万円」が最多となりました。一方「東京都のみ」で抽出すると、「~1,000万円(30.3%)」「~1,500万円(25.3%)」がボリュームゾーンになります。
都内の婚活者は他エリアよりも物価や給料が高いことから、1,000万円以上を望む人が多いのかもしれません。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:日本結婚相談所連盟で活動する男女1,539人(男性945人、女性594人)
調査期間:2023年3月6日~3月15日
※小数点第二位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
引用元:婚活事業を複合展開する株式会社IBJ(http://www.ibjapan.jp/)(https://www.ibjapan.com/)
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※この記事は2023年05月30日に公開されたものです