「平素より大変お世話になっております」の意味や使い方。言い換え表現も紹介(例文つき)
「平素より大変お世話になっております」を使う時の注意点
「平素より大変お世話になっております」を使う際は、以下の点に気をつけましょう。
(1)初めてやりとりする相手には使わない
「平素」には「いつも」「常日頃」という意味があるため、初めてやりとりする相手に「平素より大変お世話になっております」を使うと違和感を与えかねません。
そのため、面識がある相手やこれまでにやりとりした経験がある相手だけに使いましょう。
(2)多用しすぎない
ひんぱんにメールのやりとりをする場合、このフレーズの多用には注意しましょう。
最初のメールで使う分には問題ありませんが、時間を置かずにメールの送受信が行われる場合、全てに使うとくどい印象を与える可能性があります。
そのため、2件目以降のメールでは「ご連絡ありがとうございます」「お世話になっております」など、少し短いあいさつ文を使うと良いでしょう。
(3)文章全体の雰囲気を考えて使う
「平素より大変お世話になっております」は、硬い言い回しといえます。
そのため、フランクな雰囲気でメールをやりとりする時に使うと、冒頭だけ堅苦しくなり全体のバランスが悪くなります。
この場合、「いつもありがとうございます」など、もう少し柔らかい表現に言い換えても問題ないでしょう。
▶次のページでは、「平素より大変お世話になっております」の言い換え表現を紹介します。