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「平素より大変お世話になっております」の意味や使い方。言い換え表現も紹介(例文つき)

にほんご倶楽部

「平素より大変お世話になっております」の言い換え表現

次に、「平素より大変お世話になっております」の言い換え表現を紹介します。これを参考に、相手や状況によって使用するフレーズを変えてみてください。

(1)「いつもご愛顧いただきありがとうございます」

「愛顧(あいこ)」とは、引き立てることやひいきという意味です。

基本的に、依頼や注文をしてくれる相手に使う文言なので、社内の相手には使えません。

また、「初めて契約する取引先」や「初めて商品を買ってくれたお客様」に使うのもNGです。

(2)「平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます」

「高配」は、他者からの心配りを敬って言う時に使います。

取引先などに改まった形で感謝を伝えたい時に使える表現です。

(3)「日頃からお心遣いいただき、心より感謝申し上げます」

自分を気遣ってくれる相手に、感謝を伝える言葉です。この表現は、注文や依頼を受けていない相手にも使えます。

しかし、やや堅苦しイメージもあるため、近しい上司などに使うのであれば「日頃からお心遣いをいただきありがとうございます」など、少し柔らかい表現にしても問題ないでしょう。

「平素より大変お世話になっております」は日頃の感謝を伝える言葉

「平素より大変お世話になっております」は、関りがある社外の人やお客様に対して感謝の意を伝えるフレーズ。主に書き言葉として、メールや手紙でのあいさつに使われます。

丁寧な表現ですが、初めてやりとりする相手や社内の人に使うと違和感を与えてしまう可能性があるので、使う場面や相手を見定めましょう。

また、ある程度関係性のできている相手にはもう少しフランクな言葉を使うなど、定型文的な使い方にとらわれず臨機応変に対応してみてくださいね。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年01月12日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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