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約9割がマッチングアプリ疲れを実感。そのワケは?

#トレンドニュース

エボル

メッセージ後に実際に会っても、8割以上で「ギャップを感じる」

マッチングアプリ疲れの理由の第2位は、男女ともに「実際に会った時にメッセージとのギャップを感じた」ことでした。

ギャップを感じた経験の有無について聞いたところ、男女ともに8割以上が「経験がある」と回答。その頻度は、「半分の頻度」「ほどんど感じる」が31.3%ずつで最多。「毎回感じる」も6.5%いました。

長い時間かけてメッセージをして会っても、半分以上の出会いにギャップを感じてしまうという現実があることがわかりました。

実際に会った際にメッセージとのギャップを感じた経験があると回答した人に、そのギャップは何か聞いたところ、第1位が「価値観が合わなかった」、2位が「メッセージと対面のコミュニケーションの取り方が違った」、3位が「写真と実際の見た目が違った」と続きました。

具体的なエピソードとして「結婚に対する意識が感じられなかった」「イメージよりも話してみたら子どもっぽかった」「メッセージではテンポが良かったが、実際に会うと喋らない人だった」などがあり、いずれもプロフィールやメッセージの情報だけで、期待する人物像が出来上がってしまい、期待値が上がってしまうことが原因と推察されます。

この他にも「デート中の気遣いがなかった」「汗の匂いなど清潔感がなかった」「食事のマナーや所作が気になった」などがあり、これらは事前のメッセージやビデオデートなどでも判断が難しく、結局会って確かめないとわからないと言えそうです。

無駄にしたメッセージの時間「恋活ロストタイム」は1カ月あたり平均18時間!

メッセージのやりとりに労力がかかったにも関わらず、結局会えなかったり、会った時にギャップを感じた経験がある人の具体的な声として、「結局デートにつながらなかったのに、気を使ってメッセージをしていた時間が無駄だった」「実際会ってみたらガッカリ、メッセージしていた時間を返して欲しい」などがあり、好みの人と出会えなかった際に費やしたメッセージの時間に対して、無駄に感じる人が多いことがわかりました。

そこで、「バチェラーデート」はマッチングアプリで会わなかった人、会ったがイマイチだった人とのメッセージに費やして無駄にしてしまった時間を「恋活ロストタイム」と名づけ、メッセージのやりとりが必要なマッチングアプリを利用したことがある「バチェラーデート」ユーザーの男女400名に対し、今までに発生した恋活ロストタイムについて利用実態調査を実施しました。

その結果、平均利用月数は6.4カ月、1カ月あたりメッセージした人数の平均は5.0人、デートにつながった人数の平均は2.3人、1日あたり1人に費やすメッセージ時間の平均は約10分で、3日に1回メッセージしたとしても30分程度費やしていることがわかりました。

さらに、メッセージをしても会えなかった人に費やした時間は月平均11時間、会ったが好みではなかった人に費やしたメッセージ時間は月平均7時間。これらを合算し、好みの人と出会えず、メッセージに費やして無駄になった時間「恋活ロストタイム」は1カ月あたり平均18時間、利用期間中の合計にすると、約115時間に及ぶことが判明しました。

同社では、「この時間を趣味や仕事に活用していた場合、旅行や映画鑑賞、エステや資格取得などの自分磨きなども可能だったかもしれません」とコメントしています。

調査概要

「マッチングアプリ疲れ」に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:マッチングアプリ利用経験のある20代〜40代の男女434名
調査実施日:2022年11月18日〜21日

「恋活ロストタイム」に関するマッチングアプリ利用実態調査
調査方法:フォームによるアンケート調査
調査対象:メッセージのやり取りが発生する第1、2世代に分類されるマッチングアプリの利用経験がある、バチェラーデートユーザーの20代〜40代の男女400名
調査実施日:2022年11月18日〜21日

(エボル)

※この記事は2022年12月12日に公開されたものです

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ネットを中心にさまざまなサービスやビジネスを創造する企業。特にコンテンツ開発分野においては、さまざまな分野で活躍する多彩なライター陣と経験豊かなエディターを中心に各ネットメディア向けて最適化された、品質の高いコンテンツを企画制作しています。マイナビウーマンではニュース記事を担当。
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