VIOとは？ 脱毛している人の割合や理由、脱毛のメリットを紹介
「VIO」とは、Vライン・Iライン・Oラインを総称したデリケートゾーンのこと。脱毛サロンなどでもよく耳にしますよね。今回は、VIOの詳しい部位を画像と共に解説。また、脱毛をしている人の割合や脱毛に踏み切った理由など、アンケート調査の結果も紹介します。
「VIO脱毛ってよく聞くけど、どこのこと？」と気になっている人はいるでしょう。
そもそも「VIO」とは、Vライン・Iライン・Oラインを総称したデリケートゾーンを意味します。これらの部分を脱毛するのが、VIO脱毛です。
「実際、みんな脱毛してるの？」と疑問に思っても、デリケートゾーンのことはなかなか聞きにくいですよね。
そこで今回は、まずVIOとはどこを指すのか、具体的な部位を画像と共に解説。また、脱毛をしている人の割合や脱毛に踏み切った理由など、アンケート調査の結果も紹介します。
VIOとはどこのこと？
脱毛でよく聞くVIOとは、Vライン・Iライン・Oラインの総称。それぞれの場所は以下の通りです。
Vライン
Vラインとは、正面から見えるトライアングルゾーンを指します。「ビキニライン」とも呼ばれるように、下着や水着からのはみ出しが気になる箇所でもあります。
VIO脱毛では、Vラインの形を好きなように整えて楽しむことも可能です。
Iライン
Iラインとは、女性器の両脇部分のことです。VラインとOラインの間の部分と考えると分かりやすいでしょう。
Iラインの毛は蒸れの原因にもなるため、VIO脱毛では全て処理してしまうことが一般的です。
Oライン
Oラインとは、肛門の周りの部分を指します。自分では見えにくい箇所のため、自己処理が難しい部分でもありますよね。VIO脱毛では、Iラインと同様に全て処理してしまうことが一般的です。
VIOの形にもさまざまな種類があります。その種類と男ウケする形を、以下の記事で紹介しています。
VIO脱毛をしている人の割合は？
今回、マイナビウーマンではVIO脱毛をしている人の割合を部位ごとに調査。また、その場所を脱毛した理由も答えてもらいました。
VIOを全部脱毛している人は22.5％
「あなたはVIO脱毛をしていますか？」という問いに対して、「何もしていない」と回答した人が最多で65%でした。
一方、「VIO全部している」と答えたのは22.5%という結果になりました。
VIOの一部だけ脱毛しているという人も見受けられ、特にVラインを脱毛している場合が多いようです。
Q.あなたはVIO脱毛をしていますか？（複数回答）
1位「何もしていない」（65.0%）
2位「VIO全部している」（22.5%）
3位「Vをしている」（9.5%）
4位「Iをしている」（4.5%）
5位「Oをしている」（3.5%）
※マイナビウーマン調べ
調査日時：2022年03月18日～2022年03月18日
調査対象：20歳～39歳の女性
調査人数：200人
VIO脱毛をしていないorしようと思った理由【部位別】
脱毛をしていない人としている人それぞれに、その理由を聞きました（※）。
何もしていない
・「必要ないから」
・「お金がかかるから」
・「恥ずかしいから」
・「痛そうだから」
脱毛していない派の中には、金銭的な理由のほか、施術時の恥ずかしさや痛みが気になっている人もいるようです。
VIO全部している
・「においや蒸れが気になるから」
・「自己処理が面倒だから」
VIOを全部脱毛している理由としては、デリケートゾーンのにおいや蒸れ、自己処理の負担などが挙げられました。
Vをしている
・「下着からはみ出たりするのは嫌だから」
・「水着を着る時に気になったから」
Vラインは下着や水着からはみ出しやすいため、ピンポイントで脱毛する人もいるようです。
IやOをしている
・「いらないから」
・「プランについていたから」
・「特に理由はない」
IラインやOラインは、申し込んだプランについていたから脱毛した、というパターンもあるようです。
※マイナビウーマン調べ
調査日時：2022年03月18日～2022年03月18日
調査対象：20歳～39歳の女性
調査人数：200人
VIO脱毛をしようと思ったきっかけ
今度は、実際にVIO脱毛をしようと思ったきっかけを答えてもらいました。
Q.VIO脱毛をしようとしたきっかけを教えてください。
・「友達に誘われて」
・「全身脱毛コースに入っていたから」
・「無料の脱毛クーポンがあったから」
・「下着のはみ毛が気になったので」
・「自己処理の限界を感じたから」
・「なんとなく」
※マイナビウーマン調べ
調査日時：2022年03月18日～2022年03月18日
調査対象：20歳～39歳の女性（Q1で「何もしていない」以外を選択した人）
調査人数：70人
VIO脱毛のきっかけは人それぞれ。
特に多かったのは、友達から誘われて始めたケースです。全身脱毛コースに入っていたため、ついでに脱毛したという声もありました。
やってよかった！ VIO脱毛のメリット
VIO脱毛には、どのようなメリットがあるのでしょうか。アンケートで聞いてみました。
自己処理から解放される
・「自己処理しなくてよくなること」
・「自己処理で肌荒れする心配がなくなって安心しました」
・「自己処理の手間が減る」
VIOは特に自己処理が大変な場所。IラインやOラインは自分から見えにくいこともあり、「処理に時間がかかる」という人も多いでしょう。
VIO脱毛を行えば自己処理から解放され、ケアにかかる負担が軽減されます。
水着になっても安心
・「水着を自信満々に着れます」
・「水着になったりする季節になると脱毛して良かったなと思います」
・「パンティラインからのはみ出しがなかったり水着を着た時なども気にすることが無くなった」
VラインやIラインは、水着からのはみ出しが気になるポイント。海やプールに行く際に、「はみ出しが気になって好きな水着を着られない」と感じたことがある人もいるのではないでしょうか。
はみ出しを気にせずに思いっきり遊べるのはうれしいポイントですよね。
生理中のストレスが軽減される
・「生理期間は経血が付きにくく清潔に保てる点が一番のメリットです」
・「蒸れにくく、生理の経血が付着することがなくなるため清潔に保てる」
・「ムレやかゆみ、生理中の不快感が軽減されます」
VIO脱毛の効果を感じやすいのが生理中。脱毛をすることで蒸れにくくなり、生理中の不快感が軽減されます。
いつもよりストレスに敏感になる生理中だからこそ、少しでも快適に過ごせるようにしたいものですよね。
VIOゾーンを清潔に保てる
・「夏場に毛があることで不快に思っていたムレから解消されたこと」
・「清潔感をたもててパートナーとのスキンシップも安心することです」
・「スッキリするし衛生的なのがメリットです」
VIO脱毛は生理中だけでなく、普段からVIOゾーンを清潔に保てるようになります。特に蒸れやすい夏場などは、においが気になることもあるでしょう。
脱毛でスッキリとすれば、蒸れや自己処理による肌荒れなどが起こりにくくなるメリットがあります。
※マイナビウーマン調べ
調査日時：2023年4月19日〜4月24日
調査人数：110人（女性）
VIO脱毛の痛みはある？ どれくらい？
次に、VIO脱毛の痛みについて聞いてみました。
Q.VIO脱毛で痛みを感じましたか？
はい：91人（82.7％）
いいえ：19人（17.3％）
（※有効回答件数110件）
VIO脱毛で気になるのが「痛み」について。アンケート結果では約8割の人が「はい」と回答しており、VIO脱毛を行ったほとんどの人が痛みを感じたことが分かりました。
ある程度の痛みは覚悟しておいた方が良いかもしれませんね。
どのような痛み？
・「静電気に似たバチッとした痛みですが、かなり痛いです」
・「バチッと電気が走るような痛み」
痛みの種類については、「電気が走るような痛み」と答えた人が多く見られました。パチッという静電気のような痛みを感じる人が多いようです。
・「何度も何度も輪ゴムで思い切りはじかれるような痛みでした。」
・「熱さとゴムでパチンとされているような感覚の痛み」
また、輪ゴムではじかれるような痛みを感じる人もいます。ヒリヒリと長時間痛むというより、瞬間的に刺激がくるようなイメージを持っておくとよいでしょう。
ランキング！ VIOで選ばれているデザインとは？
VIO脱毛の悩みの1つとなるのが、Vラインのデザイン。すべて無毛のハイジニーナにするか、形を整えるようにするか、決めかねている人も多いかもしれません。
Q.VIO脱毛で選んだデザインを教えてください。
1位ナチュラル（54.5％）
2位ハイジニーナ（38.2％）
3位オーバル（4.5％）
4位スクエア ／ Iライン（2.7％）
（※有効回答件数110件／四捨五入の関係で100%にならないことがあります）
アンケートでは、自然な形で毛を残す「ナチュラル」を選んだ人が最も多い結果となりました。「脱毛をしたいけど、無毛状態は少し抵抗がある」という人は、ナチュラルを選ぶとよいでしょう。
一方、無毛のハイジニーナを選んだ人も4割近い結果となっています。最近では日本でもハイジニーナの人気が高まっており、「ツルツルにしたい」と希望する女性も多いようです。
※マイナビウーマン調べ
調査日時：2023年4月19日〜4月24日
調査人数：110人（女性）
VIO脱毛に行く時の注意点
VIO脱毛を行う時は、いくつかの注意点があります。それぞれ確認していきましょう。
（1）評判などいくつかの店舗で比較する
VIO脱毛は、店舗によって料金体系や使用する機械の種類が異なります。広告だけを見て店舗を決めるのではなく、口コミを確認しながらいくつかの店舗を比較してみましょう。
また、ハイジニーナを希望する人は、より脱毛効果が出やすい医療脱毛を検討してみることもおすすめです。
（2）体調不良の時は施術を控える
VIO脱毛は痛みを感じやすいため、体調不良のときはできるだけ施術を控えましょう。いつもより痛みに敏感になっている可能性があるためです。
また、体調不良で免疫が低下すると、肌が敏感になっていることもあります。そのため、VIO脱毛で刺激を与えることで、肌荒れの原因にもなってしまうかもしれません。
（3）事前に毛の処理は行っていく
VIO脱毛を行う前は、自己処理をしてからサロンやクリニックに訪れましょう。ただし、部位によっては自己処理が難しい場合もありますよね。無理に自分で自己処理をすると、ケガをしてしまう可能性もあります。
自己処理ができないときはスタッフにお願いできる場合もありますので、くわしくはカウンセリングで確認してみましょう。
VIO脱毛にはいろいろなメリットがある
今回のアンケート調査では、4割弱の人はVライン・Iライン・Oラインいずれかの脱毛をしていることが分かりました。その中でも、VIOをまとめて脱毛している人が多い模様。
VIO脱毛には、「デリケートゾーンのケアがしやすくなる」「自己処理が楽になる」などさまざまなメリットがあります。
一方で、施術時に痛みや恥ずかしさがあったり、お金がかかったりするというデメリットも。
VIO脱毛が気になる人は、メリットとデメリットを比較しながら、検討してみてくださいね。
（すぎうら）
※画像はイメージです
※この記事は2022年05月30日に公開されたものです
