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「シンパシーを感じる」の意味と使い方。類義語と対義語も紹介(例文つき)

にほんご倶楽部

「エンパシー」と「シンパシー」の違いは?

「シンパシー」と似たような言葉で、「エンパシー」というものがあります。これらの違いはどこにあるのでしょうか?

「エンパシー」を辞書で調べると、以下のように解説をされています。

エンパシー【empathy】
感情移入。人の気持ちを思いやること。

[補説]シンパシー(sympathy)は他人と感情を共有することをいい、エンパシーは、他人と自分を同一視することなく、他人の心情をくむことをさす。
(『デジタル大辞泉』小学館)

補足にもあるように、「シンパシー」は「他人と感情を共有すること」であり、自然と共感の気持ちが湧いた時に使われる言葉だといえます。

一方、「エンパシー」は、「他人と自分を同一視することなく、他人の心情をくむこと」です。

シンパシーと違い、「自分と共通点がなくても相手の気持ちを理解しようとする」というニュアンスがあると考えられます。

「シンパシーを感じる」は人との距離を縮めてくれる言葉

「シンパシーを感じる」という言葉は、誰かの考えや気持ちへの共感を表す言葉だといえます。

相手の話に「分かる!」「自分もそう思っていた!」と思った時は、「あなたの気持ちにシンパシーを感じる」と伝えてみましょう。

素直に共感する気持ちを表現することで、相手との距離がぐっと縮まるかもしれません。

(#にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2022年03月31日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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