「シンパシーを感じる」の意味と使い方。類義語と対義語も紹介(例文つき)
「シンパシーを感じる」の使い方(例文つき)
「シンパシーを感じる」の意味を踏まえた上で、今度は使い方を確認しましょう。
先ほども紹介したように、「シンパシー」は「同情、共感、共鳴」といった意味です。
そのため、「シンパシーを感じる」は、相手に同情したり共感したりした気持ちを伝えたい時に使われることが多いでしょう。ポジティブな気持ちにもネガティブな気持ちにも使えます。
それでは、以下に使えるシーンと例文を示します。
自分と同じ境遇の人に共感した時
「シンパシーを感じる」は、自分と同じような境遇の人に共感した時に使うことができます。
例えば、映画の主人公などが苦労しつつも最後は報われた様子を自分と重ね、しみじみ共感した時は、以下のように表現します。
例文
・「あの小説の主人公が挫折を乗り越えて仕事をやり遂げたシーンでは、シンパシーを感じて他人事とは思えなかったよ」
同じ考えを持つ人に共鳴したことを伝える時
人の考えを聞いて、「その気持ち分かる!」と共鳴することはありますよね。
その気持ちを相手に伝えたい時、「シンパシーを感じる」が使えます。
例文
・「あなたの考え方には私と似たところがたくさんあって、シンパシーを感じる」
・「あなたとは初対面だけど、共通点が多くてシンパシーを感じる」
相手の不運に同情した時
不遇な環境に置かれている人や不運に見舞われた人に同情したり、気持ちを想像して共感したりした時にも、「シンパシーを感じる」が使えます。
・「幼くして母猫を失った子猫の気持ちを考えると、シンパシーを感じて胸がいっぱいになる」