怠け者の特徴と心理は? 効率の良い「有能な怠け者」になる方法
「有能な怠け者」と「無能な怠け者」の違い
怠け者には2つのタイプがあり、「単純に面倒なことをしたくなくて怠ける人」と、「メリハリをつけて怠ける人」に分けられます。
前者は単にルーズで自分に甘いだけであり、怠けることによって効率的に成果を生み出すということはないでしょう。
一方後者は、要領良く力を抜くことができる有能な怠け者であるといえます。
ここでは、有能な怠け者と無能な怠け者の違いについて詳しく見ていきましょう。
(1)能動的か人任せか
有能な怠け者は、自分が怠けるためであれば能動的に動くことができます。
状況を考慮して優先順位を組み立てるため、効率良く「今のうちにこれをやっておこう」という行動を取るのです。
また、効率化する時に手助けをしてくれた人に対してはしっかりと感謝を伝え、周囲に味方をつくるのも有能な怠け者の特徴といえます。
一方、無能な怠け者は、常に受動的であることが特徴。
「誰かがやってくれる」「会社がなんとかしてくれる」といつも人任せで考えていて、自分が動かなくてもいい環境を好みます。
(2)スケジュール管理ができているか
有能な怠け者は、怠けつつもスケジュールをしっかりと管理しています。
押さえるべきところをはずさないため、適度に手を抜きつつ締切には間に合わせたり、最終目標をクリアできたりするのです。
反対に無能な怠け者は、無計画に手を抜いてしまうため、気がついた時には既に手遅れであることも多いのが特徴。
そのような状況になるまで物事を放置してしまい、スケジュールや進捗管理が全くできないのです。
(3)怠けポイントを押さえているか
有能な怠け者はポイントを押さえた上で怠けるのが得意です。そのため、必ずすべきこと、緊急事態の時などにはすぐ対応できます。
いざという時にはしっかり行動を起こすからこそ、たまに怠けることがあっても周囲からは信頼されているのかもしれませんね。
一方、無能な怠け者は、自分の感情や気分で怠けがち。
そのため「今日は気分が乗らないから」といった理由でサボることもあり、状況や仕事の重要度を気にすることなく手を抜いてしまうのです。