お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【難読】“ふん……”? 「紛糾」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「紛糾」の読み方です。

「糾」の読み方がわからない! と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「紛糾」の読み方は?

「紛」は紛失、紛争と読むので、“ふん”という読み方はわかる人も多いでしょう「糾」はあまり見慣れないので、読み方を想像できない人もいるかもしれませんね。では、この二つを合わせてなんと読むのでしょう?

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ふんきゅう”と読みます。

「紛糾」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「紛糾」の意味は以下のように解説されています。

ふん‐きゅう〔‐キウ〕【紛糾】
[名](スル)意見や主張などが対立してもつれること。ごたごた。紛乱。「予算委員会が―する」

物事がもつれてまとまらない、というニュアンスで使われる言葉です。ニュースで「今後の方針を巡って議論が紛糾しており~」なんて、言っているのを聞いたことはないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「紛糾」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。聞いたことはあっても、漢字を意識したことはなかった言葉かもしれませんね。

「紛糾」は、ごたごたするという意味合いですが、ちょっとしたものではなく、物事が複雑に絡み合って収まりがつかない状態になることを表す言葉です。同じような意味合いの言葉が他にもあるので、しっかりと使い分けたいですね。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年02月26日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

この著者の記事一覧 

SHARE