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【難読】“ざんじ”じゃない? 「漸次」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「漸次」の読み方です。

“ざんじ”と読むのかな? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「漸次」の読み方は?

「漸」は「斬」という字に似ているので、何かを斬るようなイメージを持った人もいるかもしれませんが、ようやく、だんだんといった意味合いの漢字になります。
これに「次」を合わせて、なんと読むのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ぜんじ”と読みます。

「漸次」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「漸次」の意味は以下のように解説されています。

ぜん‐じ【漸次】
[副]しだいに。だんだん。「老齢人口が―増加する」

漢字の意味合いと同じく、しだいに、だんだんといったニュアンスで使います。読めそうで読めない言葉だったのではないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「漸次」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「漸」の漢字の意味を知っていれば、言葉の意味も読み方も想像できたかもしれませんね。

少しの間という意味合いで「暫時(ざんじ)」という言葉もあるので、間違えないように使いたいですね。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年02月25日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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