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夢の種類と意味10個。夢で分かる心理や未来とは?【夢占い】

夢占い

マリィ・プリマヴェラ

夢には大きく分けて予知夢と雑夢の2種類があります。では、それらの夢はどのような心理を反映し、何を意味しているのでしょうか。占い師のマリィ・プリマヴェラさんに解説してもらいます。

夢とは不思議なものです。普段は全く考えていなかったイメージが表れたり、夢に見たことが本当に起きてしまったりするのですから。

あるいは、夢の意味をじっくりと考えると、自分の心理が分かることだってあるのです。

ここでは、夢で心理や未来が分かるといわれるスピリチュアル的な理由を説明します。また、夢の種類ごとの意味についてもお伝えしていきましょう。

 

夢の種類と意味10個

夢には大きく分けて「予知夢」と「雑夢」の2つがあり、さらに細分化すると10種類になります。それぞれ、どんな夢で、夢占いにおいて何を意味するのでしょうか?

予知夢とは?

予知夢とは、読んで字のごとく、未来をあらかじめ知らせてくれる夢のこと。

例えば、事故の夢を見たとしましょう。その夢をリアルに感じるなら、予知夢の可能性があります。

この場合、車の運転や外出の時はいつも以上に注意した方が良いでしょう。こうして夢からのメッセージを受け取って気をつけることで、悪い出来事を回避しやすくなるはずです。

予知夢には、いくつか種類があります。その種類や夢の意味を詳しく紹介します。

(1)夢が現実のものとなる「正夢」

夢で見た事象がそのまま現実世界に表れるのが正夢です。

夢がとてもクリアで、目覚めてからも細部までくっきり思い出せるなら、それは正夢である可能性が高いでしょう。

例えば、大きなプロジェクトに登用される夢を見たとします。

上司の表情や同僚たちの様子などをはっきり思い出せるならば、正夢の可能性があります。

現実でも、夢と同じシチュエーションでプロジェクトに登用されることになるかもしれません。

(2)幸運に恵まれることを告げる「吉夢」

好きな人と結ばれたり、運命の人と出会ったり、思わぬ臨時収入に恵まれたりといった「ラッキーなことが起こる」と知らせる夢を、「吉夢」といいます。

あるいは、いわゆる「一富士二鷹三茄子」というように縁起の良いものが出てきた場合も吉夢といえるでしょう。

また、太陽、虹、龍、美しい山などの夢も、幸運の到来を知らせる吉夢と考えられます。

目覚めが爽やかで、気分良く夢を思い出せるなら、吉夢の場合が多いようです。

(3)良くない出来事を教えてくれる「凶夢」

吉夢とは反対に、「アンラッキーなことが起こる」と知らせるのが「凶夢」。

例えば、歯が抜ける夢や追われる夢など。または、昆虫、影、爆発に関する夢は、凶夢の可能性があります。

ただし凶夢を見たからといってネガティブになりすぎるのは良くありません。やることなすことがかえってうまくいかず、結果的に不幸を引き寄せてしまう恐れも。

凶夢は夢からの脅し。何のために脅しているか考えることで、逆に運気を好転させるきっかけをつかめるかもしれません。

(4)行動を正すように注意してくれる「警告夢」

生活習慣や人間関係、行きすぎた行動などを正すように、と注意しているのが「警告夢」。

警告夢は、無意識のうちに自信過剰になりがちなあなた自身を制しているのです。

例えば、熱すぎるお風呂に入っている夢。これは、「心がオーバーヒートしているので冷静になりなさい」という警告であると考えられます。

あるいは、何かから必死で逃げる夢のように、怖さを伴う夢も警告夢である可能性が濃厚です。

警告夢を見たら、夢からのメッセージを真摯に受け止めることが大切。自分を振り返って、行動を改めましょう。

(5)夢の内容とは正反対のことが起こる「逆夢」

「逆夢」とは、夢の世界と反対の出来事が現実世界で起こる可能性があると知らせる夢のこと。

試験に落ちる夢などはその代表的なもので、実際には試験に合格する可能性があることを告げています。

あるいは、お金がない夢も逆夢の場合があり、金運の上昇を暗示しているといえるでしょう。

いずれにしても、夢が私たちの身に起きる現象を予知し、逆のことを見せて教えてくれているのです。

(6)神仏からのお告げである「霊夢」

「霊夢」とは非常にスピリチュアルな夢で、神さまや仏さまなどから何らかのメッセージを受け取る夢です。

神仏のみならず、亡くなったご先祖さまや著名人、偉人などが出てくるパターンもあります。

これらの人物が語った言葉、示唆した事柄などには、強いメッセージが含まれていることもあります。

その言葉やしぐさなどは、今後の人生で非常に大切になるはず。しっかり記憶しておきたいものです。

雑夢とは?

雑夢とは、予知夢のようなメッセージ性がない夢のこと。

体や心が疲れている時、または外から光や音などの刺激が加わった時に見る場合が多いようです。

寝る前に見たテレビ番組がそのまま夢に出てきたり、布団がはだけて寒い時に雪の夢を見たりしますが、そういったものが雑夢なのです。

では、雑夢にはどのようなものがあるか説明していきます。

(1)心に潜む不安が反映された「不安夢」

自分では自覚していない不安や潜在意識の中で抑圧された不安が夢の中で表面化したものが「不安夢」。

例えば、恋人やパートナーが浮気する夢は、「相手に浮気されたらどうしよう」という心配があるからこそ見る不安夢といえるでしょう。

この場合、夢は現実に浮気されることを告げているわけではありません。自分自身の心に潜む不安な思いが、こんな夢を見させるのです。

(2)抑圧された願望が夢に表れる「願望夢」

現実では満たされない、抑圧された願望が夢となって表れたのが「願望夢」です。

満たされない思いを夢の中で満たしていると考えれば分かりやすいでしょう。

例えば、ペットをかわいがる夢は「本当は子どもが欲しい」「我が子をかわいがりたい」という願望が形を変えて表れた夢、と考えられます。

(3)外的な刺激に反応した「刺激夢」

「刺激夢」とは、寝ている間に受けた光や音、温度などの刺激によって見る夢のこと。

外で走るバイクの音が聞こえて、何かが音を立てて壊れる夢を見る、といったものです。

あるいは、生理的な刺激をそのまま反映している場合もあります。尿意がある時にトイレに行く夢を見る、というように。

特別なメッセージがある夢ではないので、夢の内容を気にする必要はありません。

(4)夢だと分かっていながら見る「明晰夢(めいせきむ)」

「自分は夢を見ている」と分かっていながら見ている夢を「明晰夢(めいせきむ)」といいます。

例えば、誰かと口論している夢を見ながら「これは夢なのだから現実に言い争っているわけではないな」と理解していれば、それは明晰夢です。

明晰夢の特徴は、自分の意思で夢をコントロールできる点。

口論の夢ならば、「これ以上言い争いたくないから謝罪してしまおう」と考えれば、夢の中で謝って口論を終わらせることができるのです。

また、目覚めた後で爽快な気分になっているのも、明晰夢の特徴といえるでしょう。

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