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ケチな性格の人の特徴や心理、うまく人間関係を築くコツ

高見綾(心理カウンセラー)

ケチな人の特徴や心理と具体例

ケチな人はどういった特徴や心理を持っているのでしょうか。ケチな人に見られる代表的な特徴について紹介します。

(1)お金を使うことに罪悪感がある

ケチな人は、損したくない気持ちが強く「これにお金を使ってメリットがあるのか」という損得計算をします。そして「損をする」と思えば、たとえ冠婚葬祭など重要なイベントであっても参加しないこともあります。

また、誰かのためにプレゼントをしたり、お祝い金を渡したりするようなことはなるべく避けようとする傾向があります。

さらに、少しでも出費が抑えられると安心するので、恋人や友達と食事に出かけた時でも食べたいものを必要以上に我慢して安いメニューを頼んだりします。

このように、なるべくお金を使わないよう行動する人は、子ども時代に親から「こんなものにお金を使うなんてもったいない」とよく言われていたなど、「お金を使うことは悪いことであり、不幸につながるのだ」という感覚を持っている場合があります。

そして、ケチな人の中には「あわよくば自分の出費を誰かに肩代わりしてほしい」と思っている人もいます。

(2)金銭面で将来に不安を感じている

ケチな人の中には、「自分には将来十分なお金が入ってこないかもしれない」という不安を感じている人もいます。そのため、できるだけ手元にあるお金を温存しようします。

たとえ今ある程度のお金があったとしても、将来必要になる時のためにとっておかなければならないと思っているので、「お金がない」と口にする傾向があります。

ケチな人は、将来のために無駄遣いせず我慢できる人ともいえるかもしれません。

(3)「お金だけは裏切らない」と思っている

過去に何かのトラブルをお金で解決した経験がある人などは、「人間関係よりもお金の方が信頼できる」と思ってしまうことがあります。

そのような人は人を信頼していないことも多く、人間関係を良好に保つよりもお金を温存することを考えます。

もちろんお金で解決できることもあるので「お金は裏切らない」という考えも間違いではありませんが、そういう思考が極端になってしまうと、いわゆる「ケチ」と思われてしまいます。

次ページ:ケチな性格は人間関係にも影響する? 周りの人からの評価は?

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